愛と死の絶唱
『愛と死の絶唱』(あいとしのぜっしょう)は、1979年4月17日から同年7月17日まで日本テレビ系列の「火曜劇場」(毎週火曜22時 - 22時54分 UTC)の枠で放映されたテレビドラマ。 概要西村寿行の小説『安楽死』を原作にして脚色。原作の男性主人公を女性主人公に置き換え、ラブロマンスを織り込んでドラマ化した。 32歳の草丘冴子は幼くして両親を失い、弟の圭介を自分の手で育てながら独力で薬科大学を卒業、東京の製薬会社の薬品販売員をしている。亡き父の友人である沖が院長を務める総合病院の内科医・川野とは結婚を前提としての交際をしていた。ある日、冴子は会社の接待旅行で川野や看護婦の葉子、菅谷、沖総合病院の関係者と弟の圭介を連れて石垣島にやって来た。そして警視庁捜査一課の刑事の鳴海剛も、この二日前に里帰りした妻のしのぶを追って石垣島入りしていた。鳴海はこの数日前に、急性リンパ性白血病に悩むあまり手首を切って自殺しようとしていた圭介を救っていた。冴子の一行は島に着いた翌日、スキューバダイビングを楽しんでいる中で、海底で溺死している道子を発見する。そして鳴海は、冴子に殺人の疑いをかけて追うようになる…。冴子と鳴海の立場を越えた愛、そして冴子が白血病の圭介の安楽死を認めようとする姉弟愛を、周囲の醜い人間関係を絡めてサスペンスタッチで描いた[1][2][3]。 キャスト
スタッフ
主題歌・挿入歌
脚注
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