広島県道251号後山公園洗谷線
広島県道251号後山公園洗谷線(ひろしまけんどう251ごう うしろやまこうえんあらいだにせん)は、広島県福山市を通る一般県道である。 概要福山市鞆町後地から福山市水呑町に至る。観光目的で建設された道路で、愛称は福山グリーンラインである。 沼隈半島東部にそびえる熊ケ峰などの標高300 - 400 m級の山々の尾根を通るため、福山市街地・鞆の浦や燧灘(ひうちなだ)の島々、尾道水道などを見ることのできる眺望の良い路線である。 開通当初は有料道路であったが、わずか6年で無料開放のやむなきに至った。その背景の一つには本路線から観光地の鞆の浦に通じる道がどれも狭く、広島県道22号福山鞆線のバイパスとして十分機能しなかったことが挙げられる。すでに無料開放から四半世紀が経過しているが、この点は今も変わっていない。しかしスポーツバイク愛好家の間では市街地から手軽に行ける距離にあるヒルクライム名所として人気である。 路線データ
歴史
路線状況自動二輪車通行禁止規制を予告する標識は本路線に接続する県道や市道にいくつか立てられているが、単に規制開始地点までの距離しか書かれていないため紛らわしい。 路線名称からすれば終点は福山市水呑町・洗谷三差路であるが、広島県道72号福山沼隈線との重用区間には本路線の存在を示すものは一切なく、福山グリーンラインの終点が本路線の終点であると思っている人が多い。広島県道72号福山沼隈線は1994年(平成6年)以前は広島県道388号下山南(しもさんな)福山線であり、番号は本路線が若かったのだが、それでも重用区間には広島県道388号下山南福山線の県道標識しかなかった。 本路線の県道標識は福山市瀬戸町長和・福山グリーンライン北側入口近くの上り線に一つある。 夜間の自動車の通行は禁止されているが、遮断機などはない。全体的に勾配やカーブが多く、いわゆるワインディングロードである。二輪規制はともかく夜間通行止めは違法競走型暴走族対策もあると思われる。当然ながら広島県警察福山西警察署はパトロールを強化しているようである。 通称
重複区間
道路施設トンネル地理通過する自治体交差する道路
沿線脚注注釈出典関連項目 |
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