平林 (長野市)
平林(ひらばやし)は、長野県長野市の市街地東部郊外にある町名。現行行政地名は平林一・二丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は381-0036。 概要地区の中央部を国道406号(平林街道)が東西に横断し、一丁目と二丁目との境をなしている。地区東部には都市計画道路高田若槻線が南北に縦走する。一丁目南部には柳原一号幹線排水路(北八幡川)が流れ、広大な遊水池がある。周囲は以下の大字・町丁と接する。
周辺地区同様に、古くは農村であったが長野市街地までバス・車で10分程度という立地により戦後急速に宅地化が進んだ。地区南東部の北八幡川沿いには近年まで農耕地が残っていたが、区画整理が行われ現在では住宅地となっている。高田若槻線の開通後は特に、平林交差点を中心にロードサイド店舗も進出している。 地区の南西で北八幡川に中沢川などの用水が数本が注ぎ、さらに六ヶ郷用水が分かれており、この付近に2.4haにも及ぶ雨水調整池が広がっている。この合分流点は勾配が緩いため土砂の堆積が甚だしく、浚った土砂が積み重なって付近に小高い丘を3つ成すほどであり、「三重山」などといわれていた[1]。現在でも付近の三重(さんじゅう)公園にその名が残っている。 地区内の人口及び世帯数は以下の通り(令和5年3月1日現在)[2]。
沿革平林の範囲は、概ね1889年(明治22年)以前の水内郡平林村の範囲に相当する。
交通路線バス施設平林一丁目平林二丁目
大字平林
脚注
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