帝国テストパイロット学校 (ていこくテストパイロットがっこう、Empire Test Pilots' School :ETPS)は、イングランド のウィルトシャー 、英国防省 のボスコム・ダウン基地 に所在するテストパイロット (固定翼機と回転翼機の双方)とフライトテスト・エンジニア の養成機関である。この部隊は1943年 にこの種の教育機関としては世界で最初に設立された。
ETPSは、英国防省と防衛関連企業 のキネティック 社(QinetiQ)の間で締結された長期の共同事業契約に則り運営されている。
歴史
第二次世界大戦 中に導入された数多くの新型航空機のテスト中に発生する事故率の高さを憂慮したサー・ラルフ・ソーリー 空軍元帥は1943年 にボスコム・ダウン基地で「テストパイロット訓練飛行」("Test Pilots' Training Flight")を設立した[ 1] 。
1943年 6月21日 にこの部隊はボスコム・ダウンで航空機・兵装実験機関 (A&AEE)内の「テストパイロット学校」(Test Pilots' School )として独立した組織となった[ 2] 。この訓練学校の実施要綱は「組織や産業で研究開発される航空の分野におけるテスト任務を実施するための適切な訓練をパイロットに施す。」であった[ 3] 。1944年 7月28日 にこの学校は「帝国テストパイロット学校」("Empire Test Pilots' School":ETPS)と改称され[ 4] 、これにより1943年 夏に始まり正式には1944年 2月29日 に終了する第1期課程の訓練生のみが元々の名称の学校での卒業生となった[ 5] 。
S・ウロース(S. Wroath)中佐 の指揮と技術教官の民間人G・マクラーレン・ハンフリーズ(G. Maclaren Humphreys)の協力の下で行われた最初の訓練課程には当初18名のパイロット、その多くは英空軍 、艦隊航空隊 、英海軍 からの参加であったが3名の民間人(全員がブリストル飛行機 の社員であった)が含まれていた[ 6] 。5名の訓練生は訓練課程が要求する数学の水準が高すぎることに気付き最初の1週間で姿を消し[ 7] 、英空軍の11名(イーグル飛行隊 の一員だったアメリカ人 のJ・C・ネルソン少佐を含む)と艦隊航空隊の2名の計13名が第1期の課程を修了した[ 8] 。第1期課程の卒業生のうち後に5名がテストパイロットとしての任務中に死亡した[ 9] 。
1950年代半ばにファーンボロでETPSの多発機訓練機として使用されていたアームストロング・ホイットワース アポロ
ボスコムダウンでのA&AEEの急速な拡張により訓練学校は1945年 10月 にクランフィールド空軍基地 に移転し、1947年 7月12日 にファーンボロ の王立航空研究所 の隷下に入り、そこで1968年 1月29日 にボスコムダウンの戻ってくるまでのほぼ21年の期間に幅広い種類の航空機を飛行させてきた[ 4] 。
1963年 まで固定翼機 と回転翼機 パイロットには同一の訓練課程と回転翼機パイロットは課程の最後で特化した訓練課程が課されていたが、1963年から回転翼機パイロット用の訓練課程が独立し[ 10] 、1974年 にはフライトテスト・エンジニア用の訓練課程が独立した。この訓練学校は「より幅広い飛行テスト実施機関の要望に応じて特定の航空機のテストと評価(Air Test and Evaluation:AT&E)訓練」といった幾つかの短期課程も提供している。[ 11] 。
2001年 に英国政府からカーライル・グループ(Carlyle Group)へ売却され、キネティックを構成する一連の研究機関にETPSが含まれていた。ETPSは現在キネティックと英国防省との協業で運営されている。
帝国テストパイロット学校はこの種の教育機関としては世界で最初に設立され、1944年 にカリフォルニア州 のエドワーズ空軍基地 で設立されたアメリカ空軍テストパイロット学校 、1945年 にメリーランド州 で設立されたアメリカ海軍テストパイロット学校 や1946年 に設立されたフランス のEPNER (École du Personnel Navigant d'Essais et de Réception )といった類似の訓練機関がこれに続いた。インド (バンガロール のインド空軍テストパイロット学校 )と日本 も後年になりこの種の機関を設立した。これらの学校間ではカリキュラムの交換を行っており、これにより訓練生はより幅広い種類の航空機の飛行テストを行う機会を得ることが出来る[ 12] 。
加えてこのような訓練生の交換で英国、フランス、米国の訓練学校間で各国の航空機の搭乗機会を共有し、それにより訓練生は自身の訓練課程の中で幅広い種類の航空機の経験を積むことができる[ 13] 。
E.T.P.S.の指揮官
注:1968年以前の指揮官の氏名はETPSの25周年記念冊子から(下記の出典 を参照)
就任
離任
階級/肩書き
氏名
受勲
所属
国籍
E.T.P.S. 課程
1943年
1944年
中佐
S・ウロース S. Wroath
A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
-
1944年
1945年
大佐
J・F・X・マッケンナ J.F.X. McKenna
A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
-
1945年
1947年
大佐
H・J・ウィルソン H.J. Wilson
A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
-
1947年
1948年
大佐
S・R・ウビー S.R. Ubee
A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
-
1949年
1950年
大佐
L・S・スネイス L.S. Snaith
A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
-
1950年
1953年
大佐
A・E・クラウストン A.E. Clouston
D.S.O. 、D.F.C. 、A.F.C.
イギリス空軍
ニュージーランド
-
1953年
1957年
大佐
S・ウロース S. Wroath
C.B.E. 、A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
-
1957年
1959年
大佐
R・E・バーンズ R.E. Burns
C.B.E.、D.F.C.、A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
-
1960年
1961年
大佐
K・R・ヒックソン K.R. Hickson
A.F.C.とバー
イギリス海軍
イギリス
No. 4
1961年
1965年
大佐
R・A・ワッツ R.A. Watts
A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
No. 6
1965年
19xx年
大佐
W・J・P・ストレイカー W.J.P. Straker
A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
No. 9
不明
不明
中佐
マーティン・メイヤー Martin Mayer
不明
イギリス空軍
イギリス
No. 7 RW
1998年
2001年
中佐
デイヴ・ベスト Dave Best
不明
イギリス空軍
イギリス
不明
不明
2005年
中佐
チャーリー・ブラウン ’Charlie’ Brown
不明
イギリス海軍
イギリス
不明
不明
2007年
中佐
C・P・モード C.P. Maude
不明
イギリス海軍
イギリス
不明
2007年
不明
中佐
フィル・ハイド Phil Hayde
不明
イギリス海軍
イギリス
不明
航空機
ETPSは2010年 現在以下の航空機を使用している。:
以前ETPSで運用されていたイングリッシュ・エレクトリック ライトニング (シリアル番号:XS422 )がアングロ=アメリカン・ライトニング・オーガニゼーション の後援で修復中である。
課程のトロフィーと賞
注:1968年以前の指揮官の氏名はETPSの25周年記念冊子から(下記の出典 を参照)
トロフィー受賞者の表中で課程名称の略語は以下を使用。
FW:固定翼機
RW:回転翼機
FTE:フライトテスト・エンジニア
マッケンナ トロフィー
部隊長就任期間中に航空機事故で死亡した[ 14] [ 15] 2代目の部隊長J・F・X・マッケンナ(J.F.X. McKenna)大佐 を記念して制定された賞。当初マッケンナ トロフィーは最優秀の固定翼機訓練生に授与されていたが、現在は回転翼機訓練生にも受賞資格を広げている。受賞者は以下の者。
マッケンナ トロフィー受賞者
年度
課程
階級/肩書き
氏名
受勲
所属
国籍
1945年
No. 3
中佐
D・R・カミング D.R. Cuming
A.F.C.
オーストラリア空軍
オーストラリア
1945年
No. 4
(短期課程)
(無し)
-
-
-
1946/47年
No. 5
中佐
W・M・フォスター W.M.Foster
D.F.C.
カナダ空軍
カナダ
1947年
No. 6
少佐
R・W・ウィットム R. W. Whittome
O.B.E. , D.F.C.
イギリス空軍
イギリス
1948年
No. 7
大尉
J・エリオット J. Elliot
-
イギリス海軍
イギリス
1949年
No. 8
中佐
J・G・スミス J. G. Smith
-
アメリカ海軍
U.S.A.
1950年
No. 9
大尉
G・A・ヘック G. A. Heck
-
カナダ空軍
カナダ
1951年
No. 10
大尉
J・K・ホウ J. K. Hough
A.F.C.
イギリス空軍
イギリス
1952年
No. 11
不明
R・J・ロス R.J. Ross
-
イギリス空軍
イギリス
1953年
No. 12
大尉
B・O・J・フルクルンド B.O.J. Fryklund
-
スウェーデン空軍
スウェーデン
1954年
No. 13
大尉
V・J・ヒル V.J. Hill
D.F.C.
オーストラリア空軍
オーストラリア
"
No. 13
大尉
R・ビナミーニ R. Bignamini
-
イタリア空軍
イタリア
1955年
No. 14
大尉
R・E・ムーア R. E. Moore
-
アメリカ海軍
1956年
No. 15
少佐
J・S・ハンフリーズ J. S. Humphreys
-
イギリス海軍
イギリス
1956年
No. 15
中尉
J・S・アブロット J. A. Hablot
-
フランス海軍
フランス
1957年
No. 16
少佐
T・C・エヴァンス T. C. Evans
-
イギリス海軍
イギリス
1958年
No. 17
大尉
C・V・ゴール C. V. Gole
-
インド空軍
インド
1959年
No. 18
少佐
H・R・ラドフォード H. R. Radford
-
イギリス空軍
イギリス
1960年
No. 19
少佐
L・N・フーヴァー L. N. Hoover
-
アメリカ海軍
U.S.A.
1961年
No. 20
大尉
C・C・ラスティン C.C. Rustin
-
イギリス空軍
イギリス
1962年
No. 21
大尉
J・J・ミーカー J.I. Meeker
-
アメリカ空軍
U.S.A.
1963年
No. 22 FW
大尉
M・K・アダムス M.K. Adams
-
イギリス空軍
イギリス
1964年
No. 23 FW
大尉
T・E・リディホウ T.E. Riddihough
-
イギリス空軍
イギリス
1965年
No. 24 FW
大尉
S・C・フィッシャー S.C. Fisher
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
1966年
No. 25 FW
大尉
D・T・ワード D.T. Ward
-
アメリカ空軍
U.S.A.
1967年
No. 26 FW
少佐
V・W・クライン V.W. Klein
-
アメリカ海軍
U.S.A.
1972年
No. 31 FW
大尉
テリー・ファークハーソン Terry Farquharson [ 16]
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
1973年
不明
不明
ピーター・ニコルソン Peter Nicholson
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
1975年
No. 35 FW
不明
トム・モーゲンフェルド Tom Morgenfeld [ 17]
-
アメリカ空軍
U.S.A.
1977年
不明
大尉
トレーヴァー・ラルストン Trevor Ralston [ 18]
-
南アフリカ民間航空局
南アフリカ
1978年
No. 38 FW
大尉
グラハム・トムリンソン Graham Tomlinson [ 19]
-
イギリス空軍
イギリス
1980年
No. 40 FW
中尉
ジョン・ブラックバーン John Blackburn [ 20]
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
1984年
不明
不明
マリオ・レンツォ・オットーネ Mario Renzo Ottone
-
イタリア空軍
イタリア
1985年
No. 44 FW
大尉
デイヴ・サウスウッド Dave Southwood [ 21]
-
イギリス空軍
イギリス
1988年
不明
不明
マウリツオ・ケーリ Maurizio Cheli [ 22]
-
イタリア空軍
イタリア
1989年
No. 48 FW
大尉
デイヴ・ベスト (Dave Best)
-
イギリス空軍
イギリス
1992年
不明
不明
フランク・ディビュナーFrank De Winne [ 23]
-
ベルギー空軍
ベルギー
1996年
不明
少佐
ポール・ストーン Paul Stone [ 24]
-
イギリス海軍
イギリス
2004年
不明
不明
ジム・ショフィールド Jim Schofield [ 25]
-
イギリス空軍
イギリス
2007年
不明
不明
タイタス・ロゴスキ Tytus Rogoyski [ 26]
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
エドワーズ トロフィー
このトロフィーはカリフォルニア州 のエドワーズ空軍基地 により課程の中で最も顕著な進歩を見せた訓練生に授与される。
エドワーズ トロフィー受賞者
年度
課程
階級/肩書き
氏名
受勲
所属
国籍
1958年
No. 17
大尉
R・A・ワイト R.A. Whyte
-
イギリス空軍
イギリス
1959年
No. 18
大尉
J・M・ヘンダーソン J.M. Henderson
-
イギリス空軍
イギリス
1960年
No. 19
大尉
G・M・モリソン G.M. Morrison
-
イギリス空軍
イギリス
1961年
No. 20
大尉
P・J・フェリス P.J. Farris
-
イギリス空軍
イギリス
1962年
No. 21
大尉
P・M・ラマチャンドラン P.M. Ramachandran
-
インド空軍
インド
1963年
No. 22 FW
大尉
P・アショカ P. Ashoka
-
インド空軍
インド
"
No. 1 RW
大尉
R・F・マンディ R.F. Mundy
-
イギリス空軍
イギリス
1964年
No. 23 FW
少佐
P・E・H・ベンフィールド P.E.H. Banfield
-
イギリス海軍
イギリス
1965年
No. 24 FW
大尉
W・デーヴィス W. Davies
-
アメリカ海軍
U.S.A.
1966年
No. 4 RW
大尉
P・J・G・ハーパー P.J.G. Harper
-
イギリス海軍
イギリス
1967年
No. 26 FW
大尉
A・D・A・クーク A.D.A. Cooke
-
イギリス空軍
イギリス
1972年
不明
大尉
アシャローム・ロム Ashalom Rom [ 16]
-
イスラエル空軍
イスラエル
1977年
不明
大尉
ジョン・フォーリー John Foley [ 18]
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
1978年
不明
少佐
ナイジェル・アーマル=クリフォード Nigel Armall-Culliford [ 19]
-
イギリス海軍
イギリス
1980年
不明
少佐
ホルスト・ヒックル Horst Hickl [ 20]
-
西ドイツ空軍
西ドイツ
1985年
No. 44 FW
大尉
R・マイクルジョン R. Meiklejohn [ 21]
-
カナダ国防軍
カナダ
ホーカー ハンター トロフィー
ホーカー ハンター 機の名称を冠したこのトロフィーは1960年 にホーカー・エアクラフト 社により創設された。元々は課程中で最も優秀な実地試験報告書(Preview Handling report)を書いた訓練生に授与されていたが、1966年 以降は実地試験訓練が2名から3名で構成されるチーム(syndicate)により行われるようになったためこの賞は最も優秀なチームに授与される。
パタクセント シールド
このトロフィーはパタクセント・リヴァー のアメリカ海軍テストパイロット学校 からマッケンナ トロフィーの次点の訓練生に授与される。
パタクセント トロフィの受賞者
年度
課程
階級/肩書き
氏名
受勲
所属
国籍
1961年
No. 20 FW
大尉
J・E・C・メイズ J. E. C. Mayes
-
イギリス空軍
イギリス
1962年
No. 21 FW
少佐
B・キャロル B. Carroll
-
イギリス空軍
イギリス
1963年
No. 22 FW
大尉
J・F・ファーリー J. F. Farley
-
イギリス空軍
イギリス
1964年
No. 23 FW
大尉
D・L・バイウォーター D. L. Bywater
-
イギリス空軍
イギリス
"
"
大尉
A・M・ウォーデン A. M. Worden
-
アメリカ空軍
U.S.A.
1965年
No. 24 FW
大尉
L・フェ・ドスティアーニ L. Fe d'Ostiani
-
イタリア空軍
イタリア
1966年
No. 25 FW
大尉
J・T・ルイス J. T. Lewis
-
イギリス空軍
イギリス
1967年
No. 26 FW
少佐
B・J・グラフ B. J. Graf
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
1972年
No. 31 FW
大尉
ジョン・フォーセット John Fawcett [ 16]
-
イギリス空軍
イギリス
1977年
不明
大尉
ロナルド・カウプ Ronald Cowpe [ 18]
-
イギリス空軍
イギリス
1978年
不明
大尉
パトリック・ボードレーPatrick Baudry [ 19]
-
フランス空軍
フランス
1980年
不明
中尉
ジョン・ブラックバーン John Blackburn [ 20]
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
1982年
不明
不明
ミシェル・トニーニ Michel Tognini [ 29]
-
フランス空軍
フランス
1985年
No. 44 FW
少佐
レス・エヴァンス Les Evans [ 21]
-
イギリス空軍
イギリス
1998年
不明
不明
アントイネ・ファン・ゲント Antoine Van Gent [ 30]
-
オランダ空軍
オランダ
ウェストランド トロフィー
元々ウエストランド・エアクラフト 社により贈呈されたウェストランド トロフィーでは回転翼機課程の全分野で最も優秀な訓練生が表彰される。
ウェストランド トロフィー受賞者
年度
課程
階級/肩書き
氏名
受勲
所属
国籍
1963年
No. 1 RW
大尉
M・C・ジン M. C. Ginn
-
イギリス空軍
イギリス
1964年
No. 2 RW
大尉
M・ホープ M. Hope
-
イギリス海軍
イギリス
1965年
No. 3 RW
少佐
L・G・ロック L. G. Locke
-
イギリス海軍
イギリス
1966年
No. 4 RW
大尉
J・H・コックス J. H. Cox
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
1967年
No. 5 RW
大尉
L・V・P・ガルヴィン L. V. P. Galvin
-
カナダ空軍
カナダ
1972年
No. 10 RW
大尉
ステュアート・コリンズ Stuart Collins [ 16]
-
イギリス空軍
イギリス
1977年
No. 15 RW
Mr.
トレーヴァー・ラルストン Trevor Ralston [ 19]
-
南アフリカ民間航空局
南アフリカ
1978年
No. 16 RW
少佐
デヴィッド・チャップマン David Chapman [ 19]
-
イギリス海軍
イギリス
1980年
No. 18 RW
大尉
テッド・マスタード Ted Mustard [ 20]
-
イギリス空軍
イギリス
1985年
No. 23 RW
大尉
ボブ・ホートン Bob Horton [ 21]
-
イギリス海軍
イギリス
サー アラン・コブハム(Alan Cobham)トロフィー
課程中で最も高い水準の飛行を見せた固定翼機訓練生が表彰される。
サー アラン・コブハム トロフィー 受賞者
年度
課程
階級/肩書き
氏名
受勲
所属
国籍
1977年
不明
大尉
アゴスティーノ・フレディアーニ Agostino Frediani [ 18]
-
イタリア空軍
イタリア
1978年
不明
大尉
グラハム・トムリンソン Graham Tomlinson [ 19]
-
イギリス空軍
イギリス
1980年
No. 39 FW
中尉
トレーシー・マコーミック Tracey McCormick [ 20]
-
オーストラリア空軍
オーストラリア
1985年
No. 44 FW
大尉
デイヴ・サウスウッド Dave Southwood [ 21]
-
イギリス空軍
イギリス
1988年
不明
中尉
マウリツオ・ケーリ Maurizio Cheli [ 22]
-
イタリア空軍
イタリア
ダンロップ トロフィー
元々ダンロップ・ラバー 社により表彰されたダンロップ トロフィーは、各フライトテスト・エンジニア課程の最優秀訓練生に授与される。
脚注
^ “Origins of Flight Test ” (html). QinetiQ Group plc. 2010年4月3日閲覧。
^ Sturtivant, 1997, P.44
^ Johnson, 1986, p.19
^ a b Sturtivant, 1997, P.112
^ Johnson, 1986, p.31
^ Johnson, 1986, p.23
^ Johnson, 1986, p.25
^ Johnson, 1986, p.27
^ Johnson, 1986, p.32
^
Field, Hugh (1973-03-08). “Learning to Test” . Flight International Magazine 103 (3339): 340. http://www.flightglobal.com/pdfarchive/view/1973/1973%20-%200588.html 2010年4月1日閲覧。 .
^ “Short Courses ” (html). QinetiQ Group plc. 2010年4月13日閲覧。
^ Johnson, 1986, pp. 39,40
^
“Learning to Test” . Flight International Magazine 158 (4757): 41. (2000-12-04). http://www.flightglobal.com/pdfarchive/view/2000/2000-1%20-%201949.htm 2010年4月1日閲覧。 .
^ マッケンナ大佐は1945年 1月19日 にマスタング IV で高速飛行中に弾倉扉が外れ主翼の構造破壊を起こしオールドサラム 飛行場周辺に墜落した。
^ http://www.testflyingmemorial.com/1940-45.htm Test Flying Memorial site of British test pilots and engineers who died while test-flying (1940-1945 page).
^ a b c d e f g
“ETPS - The McKenna Dinner” . Flight Magazine 102 (3329): 917. (1972-12-28). http://www.flightglobal.com/pdfarchive/view/1972/1972%20-%203427.html 2010年4月1日閲覧。 .
^
“Chief Test Pilot Thomas Morgenfeld ” (html). AIAA Savannah (2010年). 2011年6月16日時点のオリジナル よりアーカイブ。2010年4月7日閲覧。
^ a b c d e f g
“ETPS McKenna Dinner” (html). Flight International Magazine 113 (3592): 172. (1978-01-21). http://www.flightglobal.com/pdfarchive/view/1978/1978%20-%200116.html 2010年4月13日閲覧。 .
^ a b c d e f g h i
“Boscombe Down Pilots' Awards” (html). Flight International Magazine 114 (3640): 2239. (1978-12-22). http://www.flightglobal.com/pdfarchive/view/1972/1972%20-%203427.html 2010年4月1日閲覧。 .
^ a b c d e f g h
“The Empire Test Pilots' School End-of-Course McKenna Dinner” (html). Flight International Magazine 119 (3741): 126. (1981-01-17). http://www.flightglobal.com/pdfarchive/view/1981/1981%20-%200136.htm 2010年4月7日閲覧。 .
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“Astronaut biography - Frank de Winne ” (html). European Space Agency (2010年). 2010年4月5日閲覧。
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^
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“LinkedIn ” (html). LinkedIn (2010年). 2010年4月6日閲覧。
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出典
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Sturtivant, Ray (1997). Royal Air Force Flying Training and Support Units . Air-Britain (Historians) Ltd. ISBN 0-85130-252-1
関連項目
外部リンク