ウィルトシャー
ウィルトシャー(英: Wiltshire, Wilts, [ˈwɪlt.ʃər, -ʃɪər][1])は、イギリスのサウス・ウェスト・イングランドにある典礼カウンティ。北でグロスターシャーと、北東でオックスフォードシャーと、東でバークシャーと、南東でハンプシャーと、南でドーセットと、西でサマセットと隣接する。最大の町はスウィンドン、州都(カウンティ・タウン)はトローブリッジ。 面積は3,485平方キロメートル、人口は70万人あまり。州中部と南西部に市街地が点在するほかは、大部分が農村部である。行政上は、スウィンドンとウィルトシャーのふたつの単一自治体から構成される。 ダウンランズと呼ばれる石灰岩の丘陵地帯にあたる。州内はおおむね北部のノース・ウェセックス・ダウンズ、中部のソールズベリ平原、南部のクランボーン・チェイスに分けられる。北西部はコッツウォルズの一部である。いずれもエイヴォン川という名前のふたつの主要河川があり、このうち北エイヴォン川は北西から入ったのち、州内を南西に流れブラッドフォード・オン・エイヴォン近くでウィルトシャーを出る。これに対して南エイヴォン川はソールズベリ平原に源を発してソールズベリを流れ、ハンプシャーに至る。 ソールズベリ平原は国際連合教育科学文化機関 (UNESCO) の世界遺産にも登録されている、ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群の所在地として有名である。平原の大部分はイギリス陸軍の演習場となっている。ソールズベリ市は中世のソールズベリー大聖堂で知られる。ロングリートといった一般に公開されている大規模なカントリーハウスやナショナル・トラストのストアヘッド、多数の丘に点在するホワイトホース、イギリスでもっとも美しい村に選ばれたこともあるカースル・クーム (Castle Combe) 村なども観光名所として挙げられる。 主要都市
脚注外部リンク
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