市川 (市川市)
市川(いちかわ)は、千葉県市川市にある町名。現行行政地名は市川一丁目から市川四丁目。郵便番号は272-0034[2]。 地理市川市中部に位置する、江戸川に沿った地域である。市川駅前・市川真間駅に至る通りは商業地、その他は主に住宅地となっており、地域の中央に国道14号(千葉街道)と松戸街道、北部に京成電鉄本線、南部にJR総武線が通る。市川の北に隣接する真間には真間川が流れる。 北は真間・国府台、東は新田、西は江戸川を挟んで東京都江戸川区北小岩、南は市川南、と接している。 地価駅北口前の地価は、2019年(平成31年)1月1日に公表された基準地価によれば、市川1丁目7番地15号の地点で91万円/m2となっている[4]。 歴史旧市川町の中心部に当たり、慶長年間には番所が置かれ、江戸川の官渡しの場となっていた。現在はJR総武線市川駅周辺を中心に市街地を形成しているが、かつては市川字上出口(現在の市川二丁目・三丁目の総武線と京成線に囲まれた江戸川沿いの地域)が町の中心地で、1930年代まで市川町役場が置かれた。また、二・三丁目にかけては、大正年間に松の自然林を生かした邸宅街として開発された[5]。 地名の由来由来ははっきりしていないが、有力説として、地域の西を流れる江戸川(太日川)が当時東国一の川であったことから一の川が訛ったとする説、江戸川の河岸に定期的に川舟が集まり、市が開かれていたことに由来するという説がある。 沿革
町名の変遷
小字ここでは、現在の市川一丁目 - 四丁目に存在した小字を現在の町丁順に北から列挙する。 市川一丁目
市川二丁目
市川三丁目
市川四丁目(大字市川→根本町→市川四丁目)
世帯数と人口2017年(平成29年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
施設
交通脚注
関連項目 |