山梨県立市川高等学校

山梨県立市川高等学校
山梨県立市川高等学校(2014年4月撮影)
地図北緯35度33分58.50秒 東経138度30分00.50秒 / 北緯35.5662500度 東経138.5001389度 / 35.5662500; 138.5001389座標: 北緯35度33分58.50秒 東経138度30分00.50秒 / 北緯35.5662500度 東経138.5001389度 / 35.5662500; 138.5001389
過去の名称 市川大門町立女子市川実業補習学校
市川大門町立市川実科女学校
市川大門町立市川実科高等女学校
市川大門町立市川高等女学校
市川大門町立市川高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 山梨県の旗 山梨県
学区 全県一学区
校訓 敬愛自尊
設立年月日 1914年大正3年)
閉校年月日 2022年3月31日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
英語科
学期 2学期制
学校コード D119210000103 ウィキデータを編集
高校コード 19115K
所在地 409-3601
外部リンク 山梨県立市川高等学校 (日本語)
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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降雪時(2011年2月撮影)

山梨県立市川高等学校(やまなしけんりつ いちかわこうとうがっこう)は、山梨県西八代郡市川三郷町市川大門にかつて存在した公立高等学校。校章は甲斐源氏の紋章とされる龍胆

設置学科

沿革

(沿革節の主要な出典は公式サイト[1]

  • 1914年大正3年) - 市川大門町立女子市川実業補習学校が設立される。
  • 1928年昭和3年) - 青年学校令により町立市川実科女学校と改称される。
  • 1940年昭和15年)- 町立市川実科高等女学校と改称される。
  • 1943年昭和18年) - 町立市川高等女学校と改称される。
  • 1948年昭和23年) - 町立市川高等学校と改称される。
  • 1950年昭和25年) - 県に移管されて、山梨県立市川高等学校と改称される。
  • 1988年昭和63年) - 普通科とは別に、英語科を設置する。
  • 2020年令和2年)
    • 3月 - 青洲高校開校を控え、新入生募集停止(学校再編についてを参照)。
    • 7月 - 校舎解体開始。8月以降市川高校の在校生は青洲高校の校舎を使用する。
  • 2022年令和4年)3月 - 閉校。

アクセス

部活動

野球部

野球部は県内有数の強豪で、これまで選抜高等学校野球大会に3回、全国高等学校野球選手権大会に2回出場している。特に1991年春(第63回)では2試合連続逆転サヨナラ勝ちを果たして「ミラクル市川」と称される。また、1998年の高校野球秋季関東大会決勝では横浜高校の連勝記録を止めた高校としても有名。

選抜大会戦績
選手権大会戦績

音楽部

音楽部は全国屈指の実力を持つ合唱団であり、NHK全国学校音楽コンクール全日本合唱コンクールの県大会や、ブロック大会、全国大会で金賞を受賞するなど、成績を残している。また、山梨県内の学校や公共施設などで訪問演奏、チャリティー活動などを行っている。

著名な出身者

学校再編について

峡南地区の県立3校(市川、増穂商峡南)は2020年4月に統合して青洲高校となり、市川高校は2022年3月末をもって廃校となった。

1996年に山梨県教育委員会が県立高校の整備構想を策定した際、市川・増穂商・峡南の3校については、統合し総合学科高校を設立することが盛り込まれた。2005年に1万5000人以上の反対署名が集まるなどしたため2008年に一度は流れることになった [2] が、峡南地区の少子化・過疎化が進み各校とも大幅な定員割れが続いていたことから、身延高校を含めた4校による統合が再度話し合われることになった。しかし、身延高校については他3校とは距離があり、かつ市川高校に新校舎が計画された際旧身延町および南部町からの通学が困難であること、また身延高校が独自に総合学科への転換や周辺中学校との中高一貫教育を行うなど存続に向けた独自路線を進むことを決めたことから除外され、当初の通り3校による統合が決定した[3]

市川高校を含めた峡南県立3校は2019年度の新入学生を最後に募集を停止し、在校生が全員卒業した2021年度をもって閉校となった[3]。統合してできた青洲高校の新校舎は、市川高校および隣接する市川三郷町の施設を解体して用意された敷地に建設された。

その他

  • AKBINGO!』における企画で、学園祭でAKB48のサプライズライブが開催された(2009年7月8日放送)。

脚注

  1. ^ 学校案内”. 山梨県立市川高等学校. 2019年7月18日閲覧。
  2. ^ 「県立高再編:峡西南地域・3高校の統合案を再検討 」(2008年2月26日、毎日新聞
  3. ^ a b 「新設高2020年度開校へ 峡南3校統合 学年定員280人」(2016年9月14日、毎日新聞)

関連項目

外部リンク