山梨県立市川高等学校
山梨県立市川高等学校(やまなしけんりつ いちかわこうとうがっこう)は、山梨県西八代郡市川三郷町市川大門にかつて存在した公立の高等学校。校章は甲斐源氏の紋章とされる笹龍胆。 設置学科沿革(沿革節の主要な出典は公式サイト[1])
アクセス部活動野球部野球部は県内有数の強豪で、これまで選抜高等学校野球大会に3回、全国高等学校野球選手権大会に2回出場している。特に1991年春(第63回)では2試合連続逆転サヨナラ勝ちを果たして「ミラクル市川」と称される。また、1998年の高校野球秋季関東大会決勝では横浜高校の連勝記録を止めた高校としても有名。 音楽部音楽部は全国屈指の実力を持つ合唱団であり、NHK全国学校音楽コンクールや全日本合唱コンクールの県大会や、ブロック大会、全国大会で金賞を受賞するなど、成績を残している。また、山梨県内の学校や公共施設などで訪問演奏、チャリティー活動などを行っている。
著名な出身者
学校再編について峡南地区の県立3校(市川、増穂商、峡南)は2020年4月に統合して青洲高校となり、市川高校は2022年3月末をもって廃校となった。 1996年に山梨県教育委員会が県立高校の整備構想を策定した際、市川・増穂商・峡南の3校については、統合し総合学科高校を設立することが盛り込まれた。2005年に1万5000人以上の反対署名が集まるなどしたため2008年に一度は流れることになった [2] が、峡南地区の少子化・過疎化が進み各校とも大幅な定員割れが続いていたことから、身延高校を含めた4校による統合が再度話し合われることになった。しかし、身延高校については他3校とは距離があり、かつ市川高校に新校舎が計画された際旧身延町および南部町からの通学が困難であること、また身延高校が独自に総合学科への転換や周辺中学校との中高一貫教育を行うなど存続に向けた独自路線を進むことを決めたことから除外され、当初の通り3校による統合が決定した[3]。 市川高校を含めた峡南県立3校は2019年度の新入学生を最後に募集を停止し、在校生が全員卒業した2021年度をもって閉校となった[3]。統合してできた青洲高校の新校舎は、市川高校および隣接する市川三郷町の施設を解体して用意された敷地に建設された。 →詳細は「山梨県立青洲高等学校」を参照
その他脚注関連項目外部リンク
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