山本山本(やまもと、ヤマモト)は、日本人の姓氏の一つである。大半は地名姓か地形姓である場合が多い。 人名地形姓(および、地形がまず地名になりそれが姓になった場合)について解説すると、山本は「山の麓」を意味する言葉であり、地形からとった姓。山本姓を名乗る人は北陸3県、近畿地方、中国地方、四国、北部九州といった西日本に特に集中している。古代の日本人は山の麓(=ふもと。山のすそ、 山の下の方の緩やかな傾斜を持つあたり)に住むことを好んだために、山本姓が広く分布したと推察される。山のすそは、さまざまなものが採れ、住みやすかった。山本姓の人々の家紋は様々であるが、「左三つ巴」、「丸に四つ石」、「丸に違い鷹の羽」 等々全国的に定番的に使われている紋が使われていることが多く、「山本」がポピュラーな姓であったことを示している[1]。 明治安田生命保険の調査によると、2018年現在日本で7番目に多い姓であり、人口の0.82パーセントを占める。 西日本に多く、北陸2県(富山県・石川県)・近畿2県(和歌山県・奈良県)・中国3県(岡山県・広島県・山口県)・四国3県(高知県・愛媛県・香川県)では1位であり、福井県・三重県・近畿4府県(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県)・山陰両県(鳥取県・島根県)・徳島県で2位にランキングされている[2]。
地名地名
駅名
他脚注
関連項目 |