小屋名駅(おやなえき)は、岐阜県関市小屋名にあった名鉄美濃町線の駅。
歴史
1911年(明治44年)に開業。美濃町線が美濃電気軌道の路線として開通したのと同時に開設された。2005年4月1日をもって、美濃町線とともに廃止された。
駅構造
無人駅で、単式1面1線のホームを持っていた。ホームは南側を並行する国道(156号と248号の重複区間)の歩道と同一平面上にあった[8]。
配線図
小屋名駅 構内配線略図
← 徹明町方面 |
|
→ 新関方面 |
凡例
出典:[9] |
利用状況
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は430人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中280位、 美濃町線日野橋 - 美濃間(14駅)中5位であった[2]。
駅周辺
路線と並行して通っていた国道は当駅の先、新関駅方面で156号と248号に分岐する。美濃町線はこのうち248号と並走した[10]。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 美濃町線
- 白金駅 - 小屋名駅 - 赤土坂駅
脚注
- ^ 国土地理院2.5万地形図「岐阜北部」、1992年(平成4年)修正版。
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ a b 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、219-230頁。ISBN 4-87670-097-4。
- ^ a b “岐阜線”各線停車場一覧 美濃町線、p.143。
- ^ 岐阜地区各線年表、p.139。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、880頁。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、51-52頁。ISBN 978-4-10-790025-8。
- ^ a b 廃線路線主要駅の今昔 美濃町線、p.107。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
- ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、184頁。ISBN 4-7942-0796-4。
- ^ 関シティバスマップ路線図・2017年4月1日改正 (PDF) 、2017年6月13日閲覧。
参考文献
関連項目