富山県道52号島尻魚津インター線
富山県道52号島尻魚津インター線(とやまけんどう52ごう しまじりうおづインターせん)は、富山県魚津市を通る県道(主要地方道)である。 2022年3月31日まで、県道の名称が『富山県道52号石垣魚津インター線』という名称であった[2]。 概要魚津市島尻の北陸電力片貝谷発電所付近から台地上に出て、魚津市石垣を経由して北陸自動車道魚津インターチェンジ出入り口を通り、市街地に入って中央通り商店街や銀座商店街を抜け魚津市本町に至る。国道8号交点(本江東交差点)は立体交差化されている。 また、本江東交差点から警察署前交差点までの約450mの区間には『果樹園に続くリンゴの道』として魚津の名産のリンゴをPRする目的で、リンゴ(「アルプス乙女」と「あかぎ」の2品種)の街路樹110本が植えられている[3]。うち山形県の業者から購入した中手種のアルプス乙女101本は、1983年12月12日に富山県魚津土木事務所が[4]雪国の道路という暗いイメージを無くすため[5]かつ北陸自動車道魚津IC開通を記念して植樹されたものである(富山県内では初で、それまでリンゴの並木道は長野県にしか存在していなかった)[4]。 当初この並木は誰でも摘み取りが出来るとされていた[5]。毎年魚津市立本江小学校→魚津市立よつば小学校の児童によりリンゴの摘み取りが行われていた(2019年は街路樹自体の衰えなどにより実が少なかったことや小学校統合により児童数が増加したことから[3]、2020年は新型コロナウイルスの流行に伴う長期休校の影響により不足した授業数を確保するため[6]、それぞれ摘み取りを中止した)。 4車線区間の幅員は24 mで、中央分離帯には常緑樹のウバメガシが植えられ、両側の歩道にはニセアカシアの並木が続く[7]。なお、前述のリンゴ並木は当初そちらに設置される予定であった[5]。 1980年(昭和55年)の時点では、中央通りまでは『一般県道島尻金屋線』、中央通りから本町までは『一般県道沓掛魚津線』としてそれぞれ指定されていた[8]。1993年(平成5年)4月1日までは、『島尻金屋線』『魚津インター線』などに分かれていた。 路線データ
歴史
地理通過する自治体交差する道路![]()
沿線にある施設など
脚注
関連項目 |
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