宮崎県立宮崎北高等学校
宮崎県立宮崎北高等学校(みやざきけんりつ みやざききたこうとうがっこう)は、宮崎県宮崎市大字新名爪(にいなづめ)に所在する県立の高等学校。通称は「北高」「宮崎北」「宮北」 概要宮崎市内の普通科4校(宮崎大宮、宮崎西、宮崎南、宮崎北)のうちの1校。国公立大学への進学を主な目標としているが、私立大学への進学数も多い。 近年は生徒会が中心となって校則を変える動きがみられる。例えば、髪型に関する男女差や学校指定のスクールバッグを廃止したり、自転車通学生のヘルメット着用を原則義務化したりなどしている。校内でのスマホの使用は許可されていないが、GIGAスクール構想により生徒はタブレットを活用した授業を受けることができる。 歴史 1984年に新設の公立高校で、宮崎市内の普通科高校としては4番目で最も新しく、昭和最後の普通科県立高校である。 1980年に中学卒業者数の増加に伴い、高等学校の新設が必要であると定例県議会で明言された。他の県立高校との位置関係、面積、土地取得の費用などの理由により開校が予定時期に間に合わない可能性があるとされた。造成工事や用地の選定に時間がかかり、県立高校新設の計画から4年、県議会で明言された開校予定時期の1年後である1984年に開校した。 2003年よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている。 初めは普通科のみで1学年当たり10学級規模の高校として創立したが、2004年にサイエンス科(1学年各1クラス)が設置され、現在は普通科とサイエンス科の2学科を有している。 2005年第87回全国高校野球選手権大会宮崎県予選においては甲子園大会出場はかなわなかったが決勝戦進出を果たした。 2023年に創立40年を迎えた。 進学 宮崎市内の普通科進学校であり、偏差値は普通科で57、サイエンス科は59。偏差値だけ見ると宮崎南高校と同等。国公立大志望の生徒が大半を占めるが、私立大進学者も一定数存在する。しかし、有名私立合格者は指定校推薦、その他の私立合格者も滑り止めが多い傾向にある。 主な進学先
設置課程・学科 全日制課程 2学科 宮崎県立高校としては珍しい、45分授業を採用している。
校訓 「尚志」「連帯」「創造」「北極星(ほし)に至らん」 校歌 宮崎北高校初代校長が作詞を手掛ける。歌詞は4番まである。校歌の最後には「hitch your wagon to a star!」という英語の歌詞がある珍しい校歌である。 星琳祭 文化の部(文化祭)、体育の部(体育祭)に分かれて開催される行事。連続して開催される年もあれば、分かれて開催される年もある。星琳祭文化の部は、1日目に校内で、2日目はメディキット県民文化センター(アイザックスターンホール)、もしくは宮崎市民文化ホールで開催される。体育の部は、校内で1日のみ。 沿革
学校行事1学期
2学期
3学期
部活動・同好会運動部
文化部
同好会
学校施設本来、山だったところを切り拓いて造られている。登校するには、麓の駐輪場に自転車を止めた後、南側「北極星(ほし)への道」158段・東側「桜階段」106段の階段を登らなければならない。(西側は坂道を登り続ければ校舎脇の駐輪場に至る。)各駐輪場から校舎までは徒歩10分ほどかかる。各階段を登ったところにはモニュメントがある。南側階段は運動系部活動で練習のメニューに組み込まれていることもある。また、南側階段からは運動場を突っ切って校舎へ向かうため、夏場は大変苦労する。駐輪場から校舎までが非常に遠い構造になっている。校舎からは宮崎市街と海が一望できる。校内に宮崎県高文連事務局が設置されている。 面積が広く、体育施設は、
と充実している。サッカー部、野球部、ラグビー部が独立して練習できる環境である。 (ただし、ラグビー部は野球部と半共有) 著名な出身者
交通最寄りの鉄道駅 最寄りのバス停
最寄りの幹線道路 周辺
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