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この項目では、宮崎県立の学校について説明しています。宮崎市立の中学校については「宮崎市立宮崎西中学校」をご覧ください。 |
宮崎県立宮崎西高等学校・附属中学校(みやざきけんりつ みやざきにしこうとうがっこう・ふぞくちゅうがっこう)は、宮崎県宮崎市大塚町柳ヶ迫に所在する県立中学校・高等学校。併設型中高一貫校。高校は「西高」(旧通学区域外からは「宮西」)、附属中学校は「西附」や「宮西附属」の通称で呼ばれている。
概要
開校以前、宮崎市内には県立普通科高校は宮崎大宮高等学校と宮崎南高等学校の2校のみであり、増加する大学進学希望者を受け入れるため、1974年、人口増加が見込まれていた宮崎市西部に開校した。大塚台や生目台等のニュータウンの近くに所在し、閑静な環境にある。
国公立大学志向が強く、国公立大学には現役で毎年250名程度進学している。また、医学部志望が多いことも特徴であり、毎年20名以上が進学している。
2007年に附属中学校が開校した。宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校と違い、「学力向上」や「世界を舞台に活躍できる人材の育成」などを目的としている。中学校は全県から出願可能だが五ヶ瀬中等教育学校との併願は不可。中学校卒業者は原則理数科に進学する。これまでどおり他の中学校から高校の理数科に進学できるようにするため、理数科のクラスが1クラス増設された。
2012年に創部以来初となる第84回選抜高等学校野球大会に出場。[1]応援団最優秀賞も受賞した。
教育課程
各学年7学級(2009年度まで8学級・2018年度から順次6学級)。1年次は自然学級、2年次から文系・理系に分かれ、文系・理系に特別クラスが各1クラス設置される。普通科の合同選抜廃止後は、理数科と切磋琢磨し合う理文クラスが1年次から設置された。2010年度からは、文系の選抜クラス、理系の選抜クラスが2年次から1学級ずつ設置されている。
各学年3学級(2009年度まで2学級)。1年次・2年次は自然学級、3年次で選択科目に応じたクラス編成となる。地歴2科目選択も可能で文系進学にも対応している。1年次は進度の関係から附属中学校からの進学者と他校からの進学者で学級が分離される。
沿革
詳細は外部リンクより宮崎西高校・沿革URL参照
- 1974年 - 宮崎県立宮崎西高等学校を現在の地に設立。工事が間に合わず、設立当初はプレハブ小屋が校舎となっていた。
- 1975年 - 理数科を設置。
- 2007年1月 - 宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校が発足。併設型の中高一貫校となる。中学校は2クラスを設置。
- 2007年4月 - 附属中学校が開校。
- 2007年7月 - 附属中学校の記念講演会において毛利衛が講演。
- 2012年 - 創立初の甲子園出場。春夏通じて初出場。愛知工業大学名電高等学校を相手に敗北するも、最優秀応援団賞を受賞。
- 2022年 - 第104回全国高等学校野球選手権大会宮崎大会で準優勝。
PTA活動
PTA活動の活発さで知られる。PTA総会は2回実施され、欠席者に対しても欠席者集会を実施することで参加率は例年90%を超えている。PTAには早期から父親委員会が設けられており、生徒の父親が講師となる「YUME講座」と称した職業別の進路説明会を主催している。[2]
著名な卒業生
【50音順】
脚注
- ^ 宮崎西(九州)- 第84回センバツ高校野球 : nikkansports.com 2018年1月28日閲覧。
- ^ キャリアガイダンスプラス 保護者との関係を深める事例リクルート、2006年5月
- ^ “三菱UFJフィナンシャル・グループ 亀沢宏規・次期社長 「恐れ知らず」 変革に挑戦”. 毎日新聞. (2020年1月21日). https://mainichi.jp/articles/20200121/ddm/008/020/095000c 2022年1月4日閲覧。
- ^ “毎日フォーラム・霞が関ふるさと記 宮崎”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2019年2月8日). https://mainichi.jp/articles/20190206/org/00m/010/010000d 2022年1月1日閲覧。
- ^ “毎日フォーラム・霞が関ふるさと記 宮崎県”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2019年2月8日). https://mainichi.jp/articles/20190206/org/00m/010/010000d 2024年7月14日閲覧。
関連項目
外部リンク
https://cms.miyazaki-c.ed.jp/6037/学校概要/沿革