奥州市立伊手小学校
奥州市立伊手小学校(おうしゅうしりつ いでしょうがっこう)は、岩手県奥州市江刺にあった公立小学校。略称は伊手小(いでしょう)。 概要奥州市江刺の東南部、伊手地区の小学校統合により1969年に開校し、児童数の減少により2022年度を以って閉校した学校である[1][2]。校名に「伊手」を冠しているのは、この地区一帯が1955年まで伊手村だったことに由来している[3]。伊手地区の中心集落から国道397号を挟んだ高台に位置しており、周辺には進学先の中学校「伊手中学校」がかつて立地していた[4]。 開校後すぐに落成した施設の老朽化が著しく進行していたことを踏まえ、2003年以降に順次落成した新たな校舎や体育館などを閉校時まで利用していた[1][2]。旧校舎の跡地に建てられた校舎は鉄筋コンクリート造2階建ての構造となっているが、内装には木材を多用し温もりのある雰囲気を出したほか、コンピューター室や音楽室のある東側部分は特徴的な八角柱の形となっていた。また、江刺市内の小学校では梁川小学校に次いで2校目となる校内LAN環境を導入していた[5][6][7]。
1991年からは郷土芸能「伊手金津流獅子踊」に基づいた「伊手小学校金津流獅子踊」の伝承活動を始め、地区保存会による指導のもと学校行事[8]や市内のイベント[9][10]などで披露したり、果物栽培や稲作の体験活動「ふるさと学習」を通じて地元民との交流を重ねていた[11][2][12]。
伊手中学校跡地にある伊手地区センターが急傾斜地崩落区域に該当することから、同センターの運営を担っている伊手地区振興会が、閉校してから使用されていない校舎へ移転する案を出している[4]。 沿革
教育目標
出典:[21] 付属施設主な施設のみ掲載[1]。
児童・学級数2000年度以降の児童数と学級数。
学区
出典:[35] 進学先の中学校
アクセスバス
自動車
周辺
脚注出典
関連項目外部リンク
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