大黒流通チェーン
株式会社大黒流通チェーン(だいこくりゅうつうチェーン)は、東京都、埼玉県、千葉県などにスーパーマーケットを展開する企業。オザムの100%子会社。 概要首都圏を中心に、「大黒屋」「エネルギースーパーたじま」「ラコマート」などのブランドで、スーパーマーケットを展開している。 1986年12月に創業し、1995年3月に旧社が設立[1]。ディスカウントストア「大黒屋」を首都圏において約50店舗を展開する一方で[1][2]、同業のスーパーマーケットを次々と買収するなどして規模を拡大していった[1][2]。 2016年8月期には197億5584万円の売上があった[2]。しかし、積極的なM&Aが裏目となり、買収した企業に債務超過であった企業が含まれており、それ故に業績や財務状況が悪化した他[1]、2018年8月期の売上は約175億円にまで落ち込んだ[2]。 タカラ・エムシーは旧社の事業を買収することを決定し、2019年2月7日に旧社の事業を譲受する新会社として株式会社大黒流通チェーン(新社)を設立[1][2][3]。新社は同年4月1日付で「大黒屋」27店舗の他、関連会社が運営していた店舗の計59店舗を譲受した[1][2]。一部の不採算店舗は新社へ譲渡されず、そのまま閉店した[1]。 旧社は2020年2月27日に富岡管理株式会社へ商号変更したと同時に、株主総会で解散を決議[1][2]。同年12月11日に旧社の関連会社である町屋管理株式会社(旧・ギガ物産)、松島管理株式会社(旧・有限会社綿屋田島酉二郎商店)、松戸管理株式会社(旧・ハローマート)の3社と共に、東京地方裁判所から特別清算開始決定を受けた[1][2]。4社の負債総額の合計は約55億円。富岡管理は2021年6月1日に法人格が消滅した[4]。 2022年4月1日にタカラ・エムシーが保有していた新社の全株式が東京都青梅市に本社があるオザムへ譲渡され、新社はオザムの完全子会社となった[5]。 沿革旧・大黒流通チェーン→富岡管理
新・大黒流通チェーン
店舗2024年10月現在[8]
関連会社
脚注
外部リンク |
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