大町駅 (佐賀県)
大町駅(おおまちえき)は、佐賀県杵島郡大町町大字福母にある、九州旅客鉄道(JR九州)佐世保線の駅である[2]。 歴史
駅構造島式ホーム1面2線を有する地上駅[2]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。2008年3月に新駅舎が完成したが[8]、元駅舎より小さいものとなった。 国鉄時代末期は一部の特急「みどり」が停車していたが、現在は普通列車のみ停車する。 西九州新幹線の開業を前に、2022年(令和4年)2月27日より佐世保線の当駅 - 高橋駅間が複線化され、当駅は単複境界となった[9]。 のりば
利用状況2011年度の1日平均乗車人員は288人である[10]。
駅周辺
その他最長片道切符の起点駅大町駅は1988年4月1日から1989年4月30日まで、長崎本線の肥前白石駅と共に最長片道切符の起点駅となっていた。 それまでの最長片道切符のルートは松浦線の東山代駅を起点とし、宗谷本線・天北線の音威子府駅を終点とする片道ルートであった。このルートは音威子府駅 - 南稚内駅間で宗谷本線、天北線を経由した環状ルートを形成し、また片道切符の発売条件は同じ駅を2度通らないことであるため、逆方向は認められなかった。 ところが1988年3月31日に松浦線が松浦鉄道に転換されたことで、九州と本州の境界である門司駅を起点とした場合の九州内の最長ルートは、最後が肥前山口駅(現:江北駅) - 諫早駅間で佐世保線・大村線、長崎本線を経由する環状ルートとなり、肥前山口駅を終点とする経路となった。このルートを最長片道切符に組み込むためには、音威子府駅または肥前山口駅から1駅間をルートから外し、起点:筬島駅または上音威子府駅、終点:肥前山口駅、もしくは起点:大町駅または肥前白石駅、終点:音威子府駅とする必要があった。 ここで、肥前山口駅 - 大町駅、肥前白石駅間の距離は同じ5.1 kmで、音威子府駅からの1駅間はいずれも5.1 kmより長かったため、大町駅と肥前白石駅は双方とも起点駅として成立することになった。最長片道切符の起終点駅が複数存在するのは異例のケースであった。 1989年5月1日に天北線が廃止されたことに伴い、最長片道切符は起点:様似駅、終点:肥前山口駅の片道ルートとなったため、「二重起点」は消滅した。 同じ表記の駅隣の駅脚注
関連項目外部リンク
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