埼玉県立川越女子高等学校
埼玉県立川越女子高等学校(さいたまけんりつ かわごえじょしこうとうがっこう)は、埼玉県川越市六軒町にある県立女子高等学校。通称は「川女」(かわじょ)。 2006年からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている。 概要1906年(明治39年)に川越町立川越高等女学校として開校した高等学校。県立浦和第一女子高校に次いで、埼玉県内で二番目に設立された「高等女学校」である。文武両道を目指しており、学校行事には生徒の自主性により育まれたものが多く、特色ある校風で知られる。川越市駅から徒歩で数分であり、川越旧市街の蔵造りからやや外れの位置に所在している。親・祖父母の代からで知られることも多く、川越市外の近隣(例:秩父市や飯能市や嵐山町やときがわ町や小川町など)からの志望者・進学者も多くいる。 正門前の桜並木が春には美しく象徴的であり、サクラが満開となって広がり、川女を彩る風景となるが、川女のものではない。しかし桜並木の清掃は生徒が行っている。 2学期制、65分授業、隔週での土曜授業などをとっている。 文化祭は紫苑祭といい、来校者は1万人という高校にしては異例の盛り上がりを見せる。県西地区では埼玉県立川越高等学校の「くすのき祭」と並び称される。紫苑祭は毎年、有志により生徒主導で行われている。 2006年からスーパーサイエンスハイスクールに指定されている。埼玉県教育委員会「進学指導重点推進校」の指定校である。 沿革
交通アクセス校内の様子
カリキュラム入学時に一年生は音楽、美術、書道の三つの芸術科目の中から一つを選択する。これを参考にクラス編成をするので、音楽選択の者だけで編成されるクラスや、三つの科目とも選択している者がいる混成クラスがある。 学校行事入学式では、新入生の入場時に2、3年生がハレルヤ・コーラスを合唱して迎え、卒業式には生徒全員で歌い3年生は巣立っていく。 入学式翌日から数日間、先輩から“ハッチ”という踊りを指導・伝授される。ハッチは新入生歓迎会や後夜祭で踊られている。 代々受け継がれる歌文化祭や体育祭などで活躍した人物を讃える歌がある。代々受け継がれている。 歌は以下である。タンが1拍、タが1/2拍で、手拍子。活躍した人物がスピーチをした直後などに「ちょっと待ったァァー!」と関係者が言ってから始まる。
2008年11月26日講堂で行われた講演会で、国連人口基金親善大使の有森裕子に生徒の有志よりこの歌が贈られた。 部活動など県内で唯一カラーガード部が存在する。これは、かつてドラムコーズ部があり、紫苑祭や体育祭でのデモンストレーションは見事であった(特にハチャトリアンの剣の舞)。そのレベルの高さや自ら製作する衣装に憧れ入学してくる生徒も多くいたが、早朝から夜遅くまで熱心に練習した結果近隣住民から苦情があり、ついに廃部に追い込まれた。ドラムコーズ部は現在カラーガード部という形で再結成され、活躍を続けている。 <運動系> <文化系>
<その他>
著名な出身者
脚注関連項目外部リンク |
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