紫野貴李
紫野 貴李(しの きり、1960年[1] - )は、日本の小説家、ファンタジー作家。 経歴・人物埼玉県生まれ[2]。埼玉県立川越女子高等学校を卒業する[3]。20歳の頃に小説の執筆を開始する[4]。2007年、「櫻観音」で東京都千代田区が主催する第1回ちよだ文学賞の大賞を受賞する(選考委員 : 逢坂剛、唯川恵他)[5]。2010年、ファンタジー小説「前夜の航跡」(「わだつみの鎮魂歌」を改題)で第22回日本ファンタジーノベル大賞の大賞を受賞する(選考委員 : 荒俣宏、小谷真理、椎名誠、鈴木光司)[6]。受賞した際には、「2005年から毎年、この文学賞に応募してきた。6度目で初めて最終候補作に選ばれ、いきなり大賞受賞となったので、すぐには信じられなかった」との旨を語っている[6]。司馬遼太郎の『坂の上の雲』に感銘を受けたことをきっかけとして、旧海軍への関心を深めている[4]。 作品リストアンソロジー「」内が収録されている紫野貴李の作品 脚注出典
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