喜多道枝
喜多 道枝(きた みちえ、1935年3月11日[3][4][5] - 2024年11月6日)は、日本の女優、声優。 父は能楽シテ方喜多流十五世宗家喜多実。十六世宗家喜多六平太と喜多節世は兄である。 略歴小さい頃から演劇が好きで役者を志す[6]。 劇団仲間、劇団四季、東京演劇集団「TES」[3]、ユニオンプロ[7]、プロダクション・エムスリーを経て[2][4] [5]、希楽星に所属していた。 2024年11月6日、東京都内の自宅で老衰のため死去[8][9]。89歳没。同日の朝は同居する長男の出勤を見送る元気な様子を見せていたが、長男が帰宅したところ喜多が倒れているのを発見した[9]。同月23日にはトークショーの予定が入っており、所属事務所も最近病気をすることなく、生涯現役であったと話している[9]。 人物役柄としては。素直な少年役が印象的[11]。『たけしの万物創世紀』に登場し、かつて一人八役を演じた作品を「声優の神業」として紹介し生実演(再現)した。同番組の企画として、『フランダースの犬』で、主役のネロの他にアロア、ジョルジュ、ポール、アロアの母、ネロの祖父、ヌレットおばさん、ナレーター役を演じた。それぞれの役の演じ分け・切替を瞬時に行う様子は、番組出演者を驚かせた。番組の解説によると、これだけの役を演じ分けられる理由は、声の高低に関わる声帯の振動数にあるという。一般的に成人男性で毎秒100回、女性で250回振動しているが、喜多は老人の声で約190回、男児の声で約700回と役によって振動数を大きく変化させていた。 1979年、テレビ朝日『100万円クイズハンター』に本名の纓片道枝で応募し出場。番組の中で自身の声優業と芸名を公表[12]した。これ以降、同番組では「〜休み特別企画」として声優が番組宣伝を兼ねて出場することが恒例となった。 出演太字はメインキャラクター テレビドラマ
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出典
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