吸血鬼ドラキュラの花嫁
『吸血鬼ドラキュラの花嫁』(きゅうけつきドラキュラのはなよめ、原題:The Brides of Dracula)は、1960年に公開されたイギリスのハマー・フィルム・プロダクション製作の映画。『吸血鬼ドラキュラ』の続編で、『ドラキュラシリーズ』第2作である。本作はタイトルに「ドラキュラ」を含んでいるがドラキュラ伯爵は登場せず、ピーター・カッシング演じるヴァン・ヘルシング教授を主人公とした続編である。ドラキュラ伯爵に代わって、メインの悪役として吸血鬼マインスター男爵が登場する。また、「ドラキュラの花嫁」とは原作『吸血鬼ドラキュラ』に登場する女性吸血鬼3名の総称だが、これも本作とは直接関係はない。 ストーリー
前作でドラキュラ伯爵は倒されたが、その後を継ぐ者による犠牲者が出ていた。 馬車に乗りトランシルヴァニアの学校に向かっていた新任教師のマリアンヌ・ダニエルは、宿屋に寄った時に馬車に置いていかれてしまう。そこにマインスター男爵夫人が宿屋にやってきてマリアンヌに城に泊るように勧め、マリアンヌは男爵夫人と共に城に向かった。そこでメイドのグレタに部屋に案内され、部屋で荷ほどきをしているとき外を見ると男の姿が見えた。マリアンヌが男の姿を見たことを知った男爵夫人は、それは息子で正気でないので閉じ込めていると話す。マリアンヌは、鎖で繋がれた男爵夫人の息子マインスター男爵から話を聞き、気の毒に思って鍵を盗み男爵を解放した。その直後に男爵夫人が殺され、遺体のそばにいたグレタはマリアンヌが引き起こしたことだと告げる。恐怖にかられたマリアンヌは城から逃げ出すが途中で倒れてしまう。 翌朝、マリアンヌは神父に呼ばれて町に来たヴァン・ヘルシングに助けられ宿屋へ送ってもらう。ヘルシングはその宿屋で娘の遺体を見せるように言い、遺体の首に噛まれた跡があることから、吸血鬼の仕業であることを確信する。 その後も、マインスター男爵の犠牲者が出るなか、ヘルシングはマインスター男爵と対決する。 キャスト
スタッフ
脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia