厚木はやぶさFC
厚木はやぶさFC(あつぎはやぶさエフシー、Atsugi Hayabusa FC)は、神奈川県厚木市をホームタウンとする日本のサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。 概要2012年のSCD厚木スポーツクラブ発足とともに「SCDジュニアユース」を設立、2014年に小学4 - 6年生対象を対象とするジュニアチーム「SCDはやぶさ」とトップチーム「SCDはやぶさ社会人」を設立した[1]。トップチームの前身は厚木市で活動していた「はやぶさ」というサッカークラブで、これを吸収合併する形での設立となった[1]。 長らく厚木市内のサッカーリーグで活動していたが、2019年1月にJリーグ加盟を目指すことを表明、トップチーム「はやぶさイレブン」を新たに設立し、神奈川県社会人サッカーリーグに参入した[2][3][4]。これまでのトップチームであったSCDはやぶさ社会人はセカンドチームとなり、「はやぶさイレブン2nd」として厚木市内のサッカーリーグに継続参戦する。 はやぶさイレブンは神奈川県リーグ3部からスタート、順調に昇格を重ね、2023年から関東サッカーリーグ2部に昇格した。2022年8月、前年6月に厚木市と締結した包括連携協定に伴い新チーム名を公募、投票を経て、2023年より「厚木はやぶさFC」へ改称した[5][6]。 SCDスポーツクラブ
厚木市に本部を置く総合型地域スポーツクラブ。2011年の「SCDコーディネーションスクール本厚木」の開校を皮切りに活動地域を拡大、現在では、厚木市(SCD厚木スポーツクラブ)や藤沢市(SCD湘南スポーツクラブ)、茅ヶ崎市(SCD岡崎慎司フィールド)で活動している[7]。嘗ては海老名市や静岡県浜松市でも活動していた[7][8]。「多世代」「多種目」「多志向」をコンセプトとしており、サッカーを中心に、陸上競技や運動能力向上(コーディネーション)教室、ヨーガ教室などを運営している[7]。2019年には、フットゴルフチーム「はやぶさイレブン+F」とeスポーツチーム「はやぶさイレブン+e」を設立した[9][10][11]。 「SCD」は「スポーツ・カルチャー・デベロップメント(Sports Culture Development)」の略で、「地元地域との関わりを大切にし、スポーツを通じ社会貢献をしていきたい」という思いが込められている[7]。 発足当初は株式会社Sports Culture Developmentが運営を行っていたが、2012年9月に「一般社団法人SCDスポーツクラブ」を設立[12]、指導者派遣や指導者育成を除くすべての事業を同法人に移管した。その後、サッカー部門の一部を株式会社Sports Culture Developmentに再移管している。 経歴2019年 - 2022年(設立 - 神奈川県リーグ)2019年1月にJリーグを目指すことを表明し、「はやぶさイレブン」の名で神奈川県リーグ3部に参入[2][3][4]。監督に阿部敏之を迎え、選考会を経て20人弱のメンバーで始動した[4]。 1年で昇格を決め、2020年から2部に所属[13]。この年の2月、FW永里源気や永井雄一郎らの獲得を発表して話題を呼んだ[13]。9月には源気の妹で元なでしこジャパンのFW永里優季が加入、11月の第4節で初めてピッチに立った[14]。チームは昇格決定戦に進出するも敗退[15]。 2021年2月にはMF水野晃樹の加入が発表された[16]。このシーズン、チームは全勝優勝を果たして1部への昇格を決めた[17]。 2022年は阿部が監督を退き、永井が選手兼監督を務めることとなった[18]。チームはリーグ2位となり、第56回関東社会人サッカー大会に出場[19]。準決勝で房総ローヴァーズ木更津FCを下して関東リーグ2部への昇格を決め[20]、さらに決勝で境トリニタスを破って優勝した[21]。翌2023年2月に神奈川県社会人サッカー選手権大会で優勝し、3月には第28回神奈川県サッカー選手権大会(天皇杯県予選)への出場権をかけた横浜猛蹴フットボールクラブとの決定戦にも勝利した[22][23]。 2023年 - (関東リーグ)
成績リーグ戦
全国社会人サッカー選手権大会→「全国社会人サッカー選手権大会」も参照
タイトル
所属選手・スタッフ
スタッフ
選手
歴代所属選手
歴代所属監督・スタッフユニフォーム
クラブカラー
ユニフォームスポンサー
ユニフォームサプライヤーの遍歴歴代ユニフォームスポンサー年表
関連項目
脚注
外部リンク
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