北本水辺プラザ公園

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北本水辺プラザ公園
園内風景（2012年10月）
分類	河川公園
所在地	日本 埼玉県北本市大字荒井
座標	北緯36度1分17.9秒 東経139度30分12.9秒座標: 北緯36度1分17.9秒 東経139度30分12.9秒
面積	41,296平方メートル[1]
開園	2012年[1][2]
運営者	北本市[1] （指定管理者：矢口造園[1]）
駐車場	約70台[1]
アクセス	川越観光自動車「野外活動センター入口」停留所下車、徒歩5分[1] 首都圏中央連絡自動車道（圏央道）桶川北本インターチェンジ下車、約15分[1]
事務所	北本総合公園管理事務所[2]
事務所所在地	埼玉県北本市古市場1-167[2]
備考	開設当時の愛称（命名権によるもの）は「三国コカ・コーラボトリング北本みずべひろば」であった[3][3]
公式サイト	北本水辺プラザ公園

北本水辺プラザ公園（きたもとみずべプラザこうえん）は埼玉県北本市大字荒井にある河川公園である。

概要

北本市付近を流れる荒川に沿って作られた河川敷公園（河川公園）として2012年（平成24年）に竣工し、同年5月20日にオープニングイベントを開催した[4]。公園内には舟運で栄えたかつての荒川の川の流れをイメージした「旧流路体験水路」や芝生広場がある。

公園を管理・維持するための費用をねん出するため、桶川市にある清涼飲料メーカー「三国コカ・コーラボトリング」[注 1]との間で施設命名権を締結した[注 2][3]。この命名権契約の締結は日本の直轄河川敷開発事業に限ると全国初の試みであり[3]、契約当時は「三国コカ・コーラボトリング北本みずべひろば」という愛称が付いた[3]。ちなみに、条例上の正式名称は当初より「北本水辺プラザ公園」としている。

歴史

• 2011年（平成23年）2月17日 - 三国コカ・コーラボトリングとの間で、施設命名権を締結する[3]。これは、日本の直轄河川敷開発事業では初の試みであった[3]。
• 2012年（平成24年） - 公園が竣工し、同年5月20日にオープニングイベントを開催する[4]。同イベントはさかなクンを迎えて開催したイベントであった[4]。
• 2016年（平成28年）11月28日 - 北本市議会で市内の各公園を対象とした指定管理者制度の導入に関する議案を提出したことを公表する[注 3][6]。
• 2017年（平成29年）4月1日 - 同日より指定管理者制度を適用し、矢口造園が指定管理者となる[注 4]。矢口造園はその後、北本市との間で指定管理者制度の契約を更新している[注 5][8]。

施設

• 芝生広場[2]
• 旧流路体験水路[2]

アクセス

鉄道

• JR高崎線北本駅から川越観光自動車[注 6]。「野外活動センター入口」停留所下車、徒歩5分[1][2]。

自動車

• 首都圏中央連絡自動車道（圏央道）桶川北本インターチェンジ下車、約15分[1]。
  • （駐車場：約70台[1]）

利用情報

• 住所：埼玉県北本市大字荒井[1]
• 開門時間：4月 - 9月 8時00分 - 18時00分、10月 - 翌年3月 8時00分 - 17時00分[1]
• 定休日：毎月第4月曜（休日の場合はその翌日）と年末年始（12月28日 - 翌年1月3日）[1]
• 利用料：無料[1]

周辺

荒井橋（2012年10月）

公園のすぐ南側に荒井橋が架かり、その歩道より公園の全景を望むことができる。

• 高尾さくら公園[周辺 1] - 全国から集められたさまざまな種類の桜が植樹されている。
• 阿弥陀堂 - 樹齢約200年のエドヒガンザクラがある。
• 野外活動センター
• 高尾宮岡の景観地[周辺 2]
• 高尾橋 - 冠水橋
• 高尾スポーツ広場
• 荒川ビオトープ[周辺 3]
• 北本自然観察公園[周辺 4]
• 城ヶ谷堤[周辺 5] - 桜の名所
• 天神下公園
• 北里大学メディカルセンター
• 石戸蒲桜
• 埼玉県道33号東松山桶川線 - 荒井橋もこの県道に属する。

脚注

注釈

1. 日本コカ・コーラの埼玉県管轄ボトラー。後にコカ・コーライーストジャパンと合併したが、2018年（平成30年）1月に清涼飲料事業を扱う各社の吸収合併が行われ、商号がコカ・コーラボトラーズジャパンとなった[5]。
2. 契約期間は、2011年（平成23年）2月17日から2014年（平成26年）3月31日であった[3]。
3. この議案を提出した時点で、矢口造園が指定管理者となることが確定していた[6]。
4. （指定管理者となった）矢口造園の公式サイトには「北本市内の96公園を管理運営しております」と記されている[7]。
5. 指定管理者の契約（5年間）を更新したため、2022年（令和4年）4月1日から2027年（令和9年）3月31日は矢口農園が指定管理者として運営に参加する予定である[8]。
6. 2024年（令和6年）9月24日から、土曜・休日の夜に1往復のみ運行（同日の改正前は平日のみ運行）[9]。

出典

本文

1. ^ “北本水辺プラザ公園公式ホームページ”. 北本総合公園. 2024年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
2. ^ “北本水辺プラザ公園”. 北本市. 2024年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
3. ^ 北本市みどり環境課みどり担当 (2011年2月17日). “＜北本水辺プラザ公園（仮称）ネーミングライツ・ パートナー企業決定に伴う協定締結式を行いました＞”. 北本市. 2011年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
4. ^ “「北本水辺プラザ公園がオープンします」（愛称：三国コカ・コーラボトリング北本みずべひろば）” (PDF). 広報きたもと 平成24年（2012年）5月号（No.891）. 北本市. p. 14 (2012年5月1日). 2024年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
5. “2018年1月：「コカ･コーラ ボトラーズジャパン株式会社」の発足に関して”. 沿革. コカ･コーラ ボトラーズジャパン. 2024年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
6. ^ “議案第90号 公の施設の指定管理者の指定について” (PDF). 北本市 (2016年11月28日). 2024年9月27日閲覧。
7. “矢口造園のホームページはこちら”. 矢口造園. 2024年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月27日閲覧。
8. ^ “指定管理者制度”. 北本市. 2024年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月27日閲覧。
9. “(1) 北本駅西口〜衛生研究所・荒川荘線” (PDF). 川越観光自動車. 2024年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。 “2024年9月24日ダイヤ改正時のバス時刻表”

周辺施設

1. “高尾さくら公園公式ホームページ”. 北本総合公園. 2024年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
2. “高尾宮岡ふるさとの緑の景観地”. きたもと"イイトコ"これくしょん きたこれ. 北本市. 2024年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
3. “荒川ビオトープ | 荒川上流河川事務所”. 国土交通省関東地方整備局. 2022年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
4. “北本自然観察公園 トップページ”. 北本自然観察公園. 2023年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
5. “城ヶ谷堤”. きたもと"イイトコ"これくしょん きたこれ. 北本市. 2024年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。

関連項目

• 親水

外部リンク

• 北本水辺プラザ公園 - 公式サイト
• 三国コカ・コーラ北本みずべひろば - 北本市（2014年1月16日時点のアーカイブキャッシュ）