勝盛達之助

勝盛 達之助（かつもり たつのすけ、1879年（明治12年）4月1日[1] - 没年不明）は、日本の商人（乾物販売業[1]、海産物商[2]）、政治家（広島市会議員、同議長）[2]、広島県多額納税者[3]。広島商工会議所会頭。前名・四方吉[2]。広島市立工業専門学校長、広島電機大学長などを務めた勝盛豊一の養父。

人物

広島県・先代達之助の長男[2]。私立光道館卒業[4]。先代を補佐して家事に従事[4]。1909年、家督を相続し四方吉を改め襲名する[2]。海産物商を営む[2]。『商工人名録 昭和8年』には「営業種目・海産物 塩、干魚、肥料輸出業、区別・問、創業年月・明治初」とある[5]。

趣味は謡曲[2]。宗教は真宗[2]。住所は広島市猫屋町[2]。広島在籍[2]。貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[1]。

家族・親族

勝盛家

• 父・達之助[2]
• 弟
  • 信一（1889年 - ?）[2]
  • 覺太郎（1884年 - ?）[2]
• 妻（1882年 - ?）[2]
• 養子・豊一（1893年 - 1994年、広島高等工業学校教授、住所は広島市大手町）[2]
  • 同妻・フミコ（勝盛達之助の長女）[2]
  • 同女[2]
  • 同女[2]
• 孫[2]

脚注

1. ^ 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』72頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2017年9月27日閲覧。
2. ^ 『人事興信録 第14版 上』カ95頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2016年7月30日閲覧。
3. 『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』65頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2017年12月9日閲覧。
4. ^ 『広島県紳士録 昭和8年版』23頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2016年7月30日閲覧。
5. 『商工人名録 昭和8年』92頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2017年12月29日閲覧。

参考文献

• 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』銀行信託通信社出版部、1932年。
• 『広島県紳士録 昭和8年版』西日本興信所、1933年。
• 広島商工会議所編『商工人名録 昭和8年』広島商工会議所、1933年。
• 交詢社編『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』交詢社、1933年。
• 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。