利用者:TAKASUGI Shinji
日本語版では、少数意見を「気が違っている」と罵っても許されるらしい。それに耐えてまで記事を書く必要はあるまい。 執筆記事2008-07-14 時点で、ほぼあるいは完全に一人で書いた記事およびテンプレートを以下に示す。現在は他の人により変更されているかもしれない。
執筆構想以下の執筆を考えていたが、放棄する。自由に引用してかまわない。 色名バーリンとケイが挙げた基本色名は、白、黒、赤、青、黄、緑、茶、紫、橙、灰、桃の 11 色であるが、その後の研究で 12 色の言語(ロシア語など)も見付かっている。 日本語の基本色名 (basic color term) の数は研究によって違う。「白」、「黒」、「赤」、「青」は間違いなく基本色名であり、形容詞形を持つ「黄色」、「茶色」も基本的と言える (久島 2002)。「ピンク/桃色」は、「薄い赤」や「淡い紅色」と言えるので、バーリンとケイの基準では基本色名とは言い難い (出典なし、私の意見)。英語の pink は pale red と言えないので基本色名である (岡田)。一方、日本語では「黄緑」や「紺」も十分に基本的であるとする研究もある (近江 2008)。 また、日本語で「白い雪」は良いが「白の雪」はおかしい (藤村 2003)。同様にフランス語で la blanche neige は良いが la neige blanche はおかしい。どちらも、二番目の句は他の色の雪があるように聞こえる。 参考文献:
フランス語の音韻フランス語には二重母音が無いと一般に言われるが、必ずしも正しくない。<oi> /wa/, <oin> /wɛ̃/, <ui> /ɥi/ を二重母音と見なす研究が出てきている。二重母音と狭母音 + 母音とでは、子音 + 流音の後での挙動が異なる。
参考文献:
性 (文法)性や名詞クラスは、名詞の分類であり、名詞の指すものの言語的な分類ではない。例えば日本語の「花」は言語学的には無生物であり、「花がある」と言い、「本」または「輪」で数える。当然、「百合」も「百合がある」と言い、「本」または「輪」で数える。これは、有生性や類別詞が、名詞の指すものの言語的な分類であるからである。しかしフランス語の une fleur (花)は女性名詞、un lis (百合)は男性名詞であり、同じものを指す名詞が同じ性とは限らない。 フランス語、ドイツ語の名詞の性は、語形から多少分かる。 参考文献:
序数詞日本語の序数詞には「第-」と「-目」があり、使い分けられている。前者はあらかじめ決まった順序について、後者は話者が任意に選んだ順番について、述べる。
バミレケ人バミレケ人はカメルーンの一民族で、特異な商人文化を持ち、国の経済活動を握っている。トンチンという頼母子講により起業資金を得る。一夫多妻であるが一子相続であり、直系家族の特徴を持つ。 参考文献:
周圏分布ABA 分布とも呼ぶ。アルベール・ドーザ (fr:Albert Dauzat) によるフランス語の方言地図が最初で、それを日本語に当てはめたのが柳田國男の『蝸牛考』である。ヨハネス・シュミットの波紋説が最初と説明されることがあるが、シュミットは中心が古く不変で、周辺に広がるにつれ変化すると考えていたので、間違っている。文化的に威信のある中心から革新が伝播していくので、中心が新しく、周辺が古い。 橋本萬太郎は、中国の諸言語の語彙が周圏分布をなし、北方での言語交替を示すことを明らかにした。漢字の分布では、周辺の粤語や日本語の「目」、「口」、「食」は古く、中心の北方語の「眼睛」、「嘴」、「吃」は新しい。一般に形声は象形より新しいので、すぐ分かる。 エマニュエル・トッドとローラン・サガールは、世界の家族構造の分布が周圏分布であることを示した。ユーラシア中央部の集団主義かつ男性優位の父系共同体家族は新しく、アングロサクソンの個人主義かつ男女平等の絶対核家族は古い。 参考文献: N 進法ブラジル・インディオの三進法、ニューギニア島の四進法などがまだ記載されていない。 イピリ語 (Ipili) は十四進法を持つらしいが、 body-part tally でないとする情報源は見付からない。body-part tally であれば、様々な底(奇数が多い)がある。
参考文献:
フランス語の限定詞フランス語の限定詞には、certain, chaque, différents, divers, je ne sais quel, n'importe quel, plusieurs, quel, quelconque, quelque, tel, tout などの不定限定詞がまだ記載されていない。それらに対応する代名詞も必要である。
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