佐世保市立宇久小学校

佐世保市立宇久小学校
地図北緯33度15分59.9秒 東経129度7分51.5秒 / 北緯33.266639度 東経129.130972度 / 33.266639; 129.130972座標: 北緯33度15分59.9秒 東経129度7分51.5秒 / 北緯33.266639度 東経129.130972度 / 33.266639; 129.130972
過去の名称 平小学校
尋常宇久小学校
宇久尋常高等小学校
平村宇久国民学校
平村立宇久小学校
平町立宇久小学校
宇久町立宇久小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 佐世保市
併合学校 葩麿小学校
野方尋常小学校
宇久町立宇久小学校野方分校
佐世保市立神浦小学校
校訓 和して学び自立して歩む
設立年月日 1874年明治7年)2月11日
創立記念日 2月10日
共学・別学 男女共学
小中高一貫教育 (連携型)
佐世保市立宇久中学校
長崎県立宇久高等学校
学期 2学期制
学校コード B142210002044 ウィキデータを編集
所在地 857-4901
長崎県佐世保市宇久町平2690番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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佐世保市立宇久小学校(させぼしりつ うくしょうがっこう、Sasebo City Uku Elementary School)は、長崎県佐世保市宇久町平にある公立小学校

概要

歴史
1874年明治7年)に開校した「平小学校」を前身とする。2009年平成21年)に創立135周年を迎えた。2007年(平成19年)より佐世保市立宇久中学校長崎県立宇久高等学校と連携型小・中・高一貫教育を行っている。
校訓
「和して学び自立して歩む」
学校教育目標
「夢を育て 夢を実現させる 教育」
校章
校歌
作詞は西川喜一郎、作曲は警視庁音楽隊(隊長:山口常光)による。歌詞は3番まであり、2番に校名の「宇久小学」が登場する。
校区
「長崎県佐世保市宇久町」全域[1]。中学校区は佐世保市立宇久中学校

沿革

前史
正史
  • 1874年(明治7年)2月11日 - 平村 挽地役所(旧・福江藩代官所)を校舎とし、「平小学校」が創立。同時期に西原に「葩麿小学校」が設置される。
  • 1876年(明治9年)1月2日 - 葩麿小学校を統合し、「宇久小学校」に改称。字松原の元・文武館跡に移転。
    • 同時に平村内の小学校4校(方正・祜播・本良・照島)を分校とする。
  • 1878年(明治11年)11月 - 本良分校が大久保分校に改称。
  • 1887年(明治20年)4月 - 小学校令の施行により、「尋常宇久小学校」に改称。
    • 方正・祜播[3]・大久保の3校が簡易小学校として独立。照島分校を簡易大久保小学校に移管。
  • 1888年(明治21年)8月6日 - U字型の木造平屋建て校舎が完成。
  • 1893年(明治26年)4月 - 「宇久尋常小学校」に改称。
  • 1895年(明治28年)4月 - 高等科を併置し「宇久尋常高等小学校」に改称(尋常科4年・高等科4年)。
  • 1901年(明治34年)3月24日 - 校舎一棟を増築。
  • 1907年(明治40年)
    • 10月9日 - 高等科の教科目に随意(選択)科目として英語が加えられる。
    • 10月11日 - ペストの大流行で学校を閉鎖する。
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長される(尋常科6年・高等科2年)。
    • 旧高等科1年を尋常科5年、旧高等科2年を尋常科6年、旧高等科3年を高等科1年、旧高等科4年を高等科2年に振り替える。
  • 1912年(明治45年)6月16日 - 新校地に新校舎が完成。
  • 1918年(大正7年)4月30日 - 野方尋常小学校の閉校により、野方・太田江・梅の木地区の児童を収容。
  • 1921年(大正10年)4月1日 - 高等科の修業年限を3年とする。
  • 1923年(大正12年)5月4日 - 校舎を増築。
  • 1938年(昭和13年)5月16日 - 校舎を増築。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「平村宇久国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める(初等科6年・高等科3年)。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
    • 国民学校の初等科が改組され、「平村立宇久小学校」となる。野方分校を設置。
    • 国民学校の高等科および青年学校の普通科が改組され、新制中学校平村立宇久中学校」が発足。小学校校舎の一部を使用。
  • 1949年(昭和24年)8月1日 - 平町の発足(町制施行)により、「平町立宇久小学校」に改称。
  • 1950年(昭和25年)3月31日 - PTAからピアノが寄贈される。
  • 1952年(昭和27年)11月27日 - 校歌を制定。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 平町と神浦村が合併し宇久町が発足。これに伴い「宇久町立宇久小学校」に改称。
  • 1958年(昭和33年)10月10日 - 第1校舎の西側に2階建て校舎(2教室)を増築。
  • 1959年(昭和34年)4月 - 児童数が最大の1,027名(21学級)を記録する。
  • 1961年(昭和36年)2月11日 - PTAからグランドピアノが寄贈される。
  • 1964年(昭和39年)4月1日 - ミルク給食を開始。東部給食センターが新築される。
  • 1970年(昭和45年)3月 - 鉄筋コンクリート造2階建て新校舎(9教室)が完成。
  • 1971年(昭和46年)3月 - 鉄筋コンクリート造2階建て新校舎(7教室・放送室・職員室・校長室)が完成。
  • 1973年(昭和48年)3月31日 - 野方分校を廃止。
  • 1974年(昭和49年)2月 - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1977年(昭和52年)10月 - 宇久中学校出火により、旧校舎一棟を焼失。
  • 1978年(昭和53年)1月 - プレハブ校舎が完成。
  • 1983年(昭和58年)9月 - 運動場を整備。
  • 1985年(昭和60年)7月 - 宇久小学校スポーツ少年団育成会が発足。
  • 1986年(昭和61年)10月 - 体育館が完成。
  • 1987年(昭和62年)2月 - 観察池を設置。
  • 1988年(昭和63年)8月 - 校舎内各踊り場の採光用窓をステンドグラスに交換。
  • 1991年(平成3年)3月 - 国旗掲揚台を設置。
  • 1993年(平成5年)3月 - トイレを水洗化。校舎の大規模改修工事を実施。
  • 1994年(平成6年)3月 - プールが完成。
  • 1999年(平成11年)11月 - パソコン室が完成。
  • 2000年(平成12年)11月 - 教育相談室を設置。
  • 2001年(平成13年)
    • 1月 - 特別教室棟が完成。
    • 3月 - 図書室を改築。
  • 2002年(平成14年)3月 - タイムカプセル記念碑を建立。
  • 2006年(平成18年)4月1日 - 宇久町の佐世保市編入に伴い、「佐世保市立宇久小学校」(現校名)に改称。長崎県より宇久地区小中高一貫教育研究の指定を受ける。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - 宇久地区連携型小中高一貫教育試行を開始。 2学期制を導入。
  • 2008年(平成20年)4月1日 - 宇久地区連携型小中高一貫教育を本格的に開始。
  • 2016年(平成28年)4月1日 - 佐世保市立神浦小学校を統合。

学校行事

2学期制をとる。

アクセス

最寄りのバス停
最寄りの国道・県道

周辺

脚注

  1. ^ 2016年(平成28年)3月末の佐世保市立神浦小学校統合前は「平、野方、太田江、木場、大久保」が続く地域(宇久島北部)であった。
  2. ^ この時、宇久島を含む五島列島6ヶ所に郷校が設置された。第一郷校「禎祥堂」(岐宿)、第二郷校「温古堂」(三井楽)、第三郷校「鏡古堂」(玉之浦)、第四郷校「修齊堂」(有川)、第五郷校「直方齊」(若松
  3. ^ 1887年(明治21年)6月7日に簡易方正小学校と簡易祜播小学校の2校は統合され「尋常野方小学校」となる。校地を太田江郷七河とする。1918年(大正7年)4月30日に廃止される。

参考文献

  • 「宇久町郷土誌」(2003年(平成15年)3月31日、宇久町教育委員会) p. 511 -

関連事項

外部リンク