佐々木大樹 (サッカー選手)
佐々木 大樹(ささき だいじゅ、1999年9月17日 - )は、島根県浜田市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・ヴィッセル神戸所属。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。 略歴2018年、ヴィッセル神戸U-18からトップチームに昇格[2]。4月4日、ルヴァンカップ第3節の湘南ベルマーレ戦で初先発初得点を決めた[3]。4月11日、第7節の浦和レッズ戦でJ1リーグデビューし、プロ入り初得点を決めた[4]。 8月17日、ブラジルのSEパルメイラスに期限付き移籍することが発表されたが[5]、トップでの試合出場は叶わず、2019年8月5日に期限付き移籍満了により神戸に復帰[6]。復帰後は1度もベンチ入りもできずシーズンを終えた。 2020年シーズンは、トルステン・フィンクの元、本職の攻撃的なポジションでの起用ではなく、守備的MFにコンバート起用された[7]。同年12月13日、AFCチャンピオンズリーグ準決勝・蔚山現代FC戦で後半30分にゴールを決めた。しかし、一度は得点が認められたもののVARにより取り消された[8]。結果的にその後逆転されて神戸は敗れた。このVARでファウルと判定された佐々木の得点の前に安井拓也がボールを奪った場面は、韓国メディアも「蔚山は幸運だった」と報じるなど、ファウルを取るのは厳しい判定として日本サッカー協会の田嶋幸三会長や初代Jリーグチェアマンの川淵三郎、神戸や日本サッカー協会が抗議を行う考えを明かした[9][10][11]。 2021年シーズンは、自身キャリアハイの30試合に出場。また、9月5日に行われたJ1第24節・サンフレッチェ広島戦で挙げた得点は神戸J1リーグ通算1000ゴール目であった[12]。また自身にとってもリーグでは3年ぶりのゴールとなった。 2022年シーズンは、シーズン序盤に負傷で長期離脱したこともあり、6月まで復帰に要したが、復帰直後の天皇杯カターレ富山戦では同点ゴールを決めた。8月のACLラウンド16横浜F・マリノス戦では相手DFのハンドを誘発するシュートを放ち、獲得したPKを自ら決めて一時勝ち越しとなるゴールを挙げた[13]。 2023年シーズンは、序盤は途中出場が多かったが、スーパーサブとして結果を残し、5月からはインサイドハーフのポジションでスタメンに定着。シーズン終盤には左右のウイングで起用されることも増え、強靭なフィジカルを活かしたポストプレーや、エアバトルで存在感を発揮した。自己最多となるリーグ戦33試合7得点を記録し、クラブのJ1リーグ初優勝に貢献した。シーズン終了後には自身初のJリーグ優秀選手賞を受賞するなど、大きく飛躍したシーズンとなった。 2024年シーズン、自身初の開幕戦でのゴールを挙げた。前年同様左右のウイングやインサイドハーフでのプレーに加え、FW大迫勇也不在時にはセンターFWでも起用された。優勝した天皇杯では3回戦から準決勝まで4試合連続ゴールをあげ、決勝では相手DFと競り合ったこぼれ球が決勝点につながった。リーグ連覇のかかった最終節でも、左ウイングで出場していたDF広瀬陸斗の負傷で急遽出番がまわってきたが、前半43分のFW武藤嘉紀の得点をアシストするなど、国内2冠獲得に大きく貢献した。 所属クラブ
個人成績
その他の公式戦
タイトルクラブ
個人
代表歴
脚注
関連項目外部リンク
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