低排出ガス車認定制度
低排出ガス車認定制度(ていはいしゅつガスしゃにんていせいど)とは、自動車の排出ガスからの有害物質の排出が、最新規制値よりどのくらい削減されているか示すための制度である。環境ラベリング制度のひとつ。 自動車が国土交通省による低排出ガス車認定制度の認定を受けると、認定されたことを示すステッカー(低排出ガス車認定ステッカー)[1]がリアウィンドウに貼られる。この認定を受けた自動車は、排出ガスのレベルに応じて、自動車税や自動車取得税を払う際に特例措置(軽減)の対象となる。 平成12年排出基準
平成17年排出基準
平成30年排出基準
エコカー減税平成21年度(2009年度)税制改正において、自動車重量税・自動車取得税の特例措置(いわゆるエコカー減税)がとられ、環境対応車への買い替え・購入に対する補助金制度が6月19日から実施されている(エコカー補助金)。購入補助金については2008年からの世界同時不況に対する経済対策を含んでおり、経済危機対策が公表された2009年4月10日に遡り、2010年3月31日までに新車登録等をした車が対象になる。補助金については2009年度補正予算に3702億円が計上された。減税措置については「生活防衛のための緊急対策」として一定の環境性能を備えた自動車に対する自動車重量税・自動車取得税の減免措置が取られている(3年間の時限措置)[2][3]。 脚注
関連項目
外部リンク
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