伊賀八幡宮(いがはちまんぐう)は、愛知県岡崎市伊賀町にある神社。
概要
本殿、隨神門、神橋などが重要文化財に指定されている[1]。
歴史
文明2年(1470年)、松平親忠が、松平氏の氏神として社(やしろ)を伊賀国より現在の地に移した。これが伊賀八幡宮の始まりとされる[2]。
その後、慶長年間に徳川家康によって社殿の改築が行われた。さらに三代将軍家光が社殿を拡張し、祖父家康(東照大権現)を祭神に加えた。江戸時代を通じ、家康の命日である4月17日に将軍の名代として岡崎藩主が代参することが慣習となった。
祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、東照大権現。
境内
- 本殿
- 慶長年間に徳川家康によって造営された。国の重要文化財である。
- 随身門
- 神域を守る随身を門の両側に安置する。同じく国の重要文化財である。
- 神橋(石橋)
- 同じく国の重要文化財だが、現在は渡ることはできない。
文化財
重要文化財
- 本殿、幣殿、拝殿、附、宮殿(くうでん)1基、棟札4枚
- 透塀
- 御供所
- 随身門
- 神橋
- 鳥居
岡崎市指定文化財
- 伊賀八幡宮末社上総社社殿、牟久津社社殿[3]
- 木造随身像(附:像内納入銘札1枚)[3]
主な祭礼
- 月次祭(毎月1・15日)
- 武者的神事(大寒の日)
- 檜の的板に矢を射放ち、的板の割れ具合によって一年の豊凶を占う。
- 節分厄除祭(立春前日)
- 祈年祭(2月17日)
- 東照宮祭(4月17日)
- 茅の輪神事(6月晦日)
- 例大祭(10月第1土・日曜日)
- 新嘗祭(勤労感謝の日)
ギャラリー
-
石鳥居
-
拝殿
-
随身門
-
神橋
-
御供所
-
さざれ石
-
-
鳥居
脚注
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
伊賀八幡宮に関連するカテゴリがあります。