伊自良湖
伊自良湖(いじらこ)は、岐阜県山県市長滝にある人造湖である。 概要1956年(昭和31年)、周辺の灌漑用として岐阜県山県郡伊自良村(現山県市)長滝の伊自良川をせき止めて貯水池を建設する事が計画され、1958年(昭和33年)に着手、1966年(昭和41年)に竣工、1969年(昭和44年)10月に完成した[1]。 標高110m、面積0.1km2、周囲は約2.4km(汀線1.8km)。水深は平均5.4m、最高10.9m。水量54万m3。周辺は公園として整備され、伊自良キャンプ場や伊自良青少年の家(2009年度(平成21年度)末をもって廃止[2])、また白華山甘南美寺もある。 春には300本の桜並木を楽しむ伊自良湖桜祭り、夏には伊自良湖夏祭り・花火大会、秋には鮮やかな紅葉、冬にはワカサギ釣りで賑わう。 2016年(平成28年)1月、NPO法人地域活性化支援センターの「恋人の聖地プロジェクト」において、伊自良湖が恋人の聖地に選定され、同年3月にモニュメントを設置している[3][4]。 2018年(平成30年)3月17日に伊自良湖畔の観光拠点が整備され、散策デッキ「ラバースロード」やカフェレストランがリニューアルオープンし、伊自良農産物直売所(名称:ニューいじら湖荘)の愛称が「恋人の聖地」「憩いの場所」「生まれ育った故郷がもっと人気がでてほしい」という思いが込められた『ラブレイク』に決定した[5]。 ラブレイクではレストランのほか釣り券販売と、貸しボートの受付がある。 伊自良湖は東海エリア屈指のワカサギの釣り場で、秋から冬にかけては、多くの釣り客で賑わう。また、「鮎のくに」岐阜でも珍しい鮎釣り体験も行っている[6]。
アクセスその他伊自良湖は環境省による越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング計画の観測地点(東アジア酸性雨モニタリングネットワークのモニタリング地点)に指定され、長期継続的な陸水モニタリングが行われている[8]。 脚注
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