仙台市立中山小学校
仙台市立中山小学校(せんだいしりつ なかやましょうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区中山1丁目にある公立小学校である。通称は「中山小」(なかやましょう)、「中小」(なかしょう)。 概要1964年(昭和39年)に、当時の仙台市北西部で始まった中山ニュータウンの開発に伴い、1968年(昭和43年)に仙台市立荒巻小学校から分離開校した小学校である[1][2]。 開校年の児童数は274人だったが年々増加し、1974年(昭和49年)に1,668人まで膨れ上がって最初のピークとなった[1]。翌1975年(昭和50年)に仙台市立桜丘小学校が分離開校して1,230人に減少したが、第二次ベビーブーム世代が入学し始めたため再び増加に転じ、1978年(昭和53年)に1,777人と、当校の最大児童数を記録した[1][2]。そのような中、同年6月12日に宮城県沖地震に見舞われた。当地は大きな被害が少なかった[3]ものの、当校は被害を受けて一部の教室が閉鎖となり、教育環境がさらに悪化した[4]。また、都市ガス(仙台市ガス局)の復旧に31日間要した[5]ため、自前給食体制の当校では復旧まで調理した給食が供されなかった。この年、82人いるクラスが存在するほど劣悪な教育環境のマンモス校となってしまい、特別教室を普通教室に転用したり、校庭にプレハブ校舎を2棟建てたりして対応した[2]。 翌1979年(昭和54年)に仙台市立川平小学校および宮城町立吉成小学校(現・仙台市立吉成小学校)が分離開校して1,150人となり、これ以降は児童数が減少し始めた(以上の児童数は各年5月1日の値)[1]。2012年4月9日現在の児童数は501人[6]、2021年の児童数は542人、22学級、教職員39人[7]。 沿革
学区
進学先中学校
周辺
アクセス
脚注
関連項目外部リンク |