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「人マニア」
原口沙輔のシングル
リリース	2023年8月24日
規格	音楽配信
ジャンル	エレクトロヒップホップ、テクノポップ、トラップ、ボカロ、J-POP
時間	2分07秒
レーベル	自主リリース
作詞・作曲	原口沙輔
チャート最高順位
	Billboard JAPAN 週間4位（Heatseekers Songs）; 週間1位（ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20）; ;
原口沙輔のシングル年表
ミュージックビデオ
	"人マニア" - YouTube
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「人マニア」（ひとマニア）は、原口沙輔による楽曲。ボーカロイドに重音テトを起用している。原口が初めてリリースしたボカロの楽曲である。

構成

原口はベースメント・ジャックスのような曲を作りたいと考え、それを日本風に落とし込むために音MADの表現が流用されている。また、ジャージー・クラブなどのジャンルも参考にされている^[4]。

また、重音テトを起用した理由は自分と親和性があると感じだからだと語っている^[5]。

評価

音楽プロデューサーであるケンカイヨシはこの曲を「キャッチーでシンプルに聴こえる [...] 斬新さの裏側で(ヒップホップやテクノポップの)伝統にとても忠実」と評した。伝統の例として、奇抜なサンプル性についてアクフェンの「Deck The House」、サビへの移行についてはイエロー・マジック・オーケストラの「Technopolis」、ハイパーポップでトラップ的なビートはビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」、ヒット音についてはソウルソニック・フォース（英語版）の「Planet Rock」などを例に出した^[6]。

2024年1月14日放送のテレビ朝日系音楽番組「関ジャム完全燃SHOW　プロが選ぶ2023年のマイベスト10曲」において、音楽プロデューサー・蔦谷好位置がこの曲を5位に挙げた。

影響

The VOCALOID Collection 〜2023 Summer〜において11位を獲得した^[7]。

歌ってみたなどの二次創作が広く制作されており^[8]、月ノ美兎やDAOKOなどによってカバーされている^[9]^[10]。

チャート成績

Billboard JAPAN発行のニコニコ VOCALOID SONGS TOP20において18週間連続一位を獲得し、同チャートで最も長く連続して一位を獲得した曲となった^[2]。

ミュージックビデオ

ミュージックビデオは2023年8月8日に公開された。ビデオでは端に置かれたスマホが映し出され、重音テトのパフォーマンスやサンプリング音声に対応する画像などが映されている。最終的に、何者かがスマホを画面の近くまで移動させて動画は終わる。

急な音などはブラウザクラッシャーから着想を得ているため、ビデオではその際にホラー調の画像が表示される^[4]。

脚注

^ “Billboard JAPAN Heatseekers Songs”. Billboard JAPAN (2023年11月27日). 2024年7月31日閲覧。
^ ^a ^b “【ビルボード】“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”、原口沙輔「人マニア」18連覇、吉田夜世「オーバーライド」がポイントをほぼ倍増させ2位に | Daily News”. Billboard JAPAN. 2024年7月31日閲覧。
^ “SASUKEからの改名、そして「人マニア」のヒットーー原口沙輔が語る“ボカロカルチャーとキャリアの転機””. Real Sound｜リアルサウンドテック (2024年2月22日). 2024年7月31日閲覧。
^ ^a ^b “原口沙輔が解説する「人マニア」×ケンカイヨシ対談インタビュー連載「この楽曲分析、合ってますか？」前編 | plug+（ぷらぷら）” (2023年12月19日). 2024年7月31日閲覧。
^ “原口沙輔が解説する「人マニア」×ケンカイヨシ対談インタビュー連載「この楽曲分析、合ってますか？」後編 | plug+（ぷらぷら）” (2023年12月20日). 2024年7月31日閲覧。
^ “原口沙輔「人マニア」は斬新さの裏側で伝統にとても忠実である。／この楽曲分析、合ってますか？byケンカイヨシ | plug+（ぷらぷら）” (2023年12月15日). 2024年7月31日閲覧。
^ “原口沙輔（ex. SASUKE）が「人マニア」に続くボカロ曲第2弾「ホントノ」公開（動画あり）”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2024年8月1日閲覧。
^ “SASUKEからの改名、そして「人マニア」のヒットーー原口沙輔が語る“ボカロカルチャーとキャリアの転機””. Real Sound｜リアルサウンドテック (2024年2月22日). 2024年7月31日閲覧。
^ 月ノ美兎 (2023-09-24), 人マニア / 原口沙輔 - 月ノ美兎withブラクラーズ(cover) 2024年7月31日閲覧。
^ Daoko (2024-04-01), 人マニア - coverd by Daoko【歌ってみた】 2024年7月31日閲覧。

[1] “Billboard JAPAN Heatseekers Songs”. Billboard JAPAN (2023年11月27日). 2024年7月31日閲覧。

[billboard_niconico-2] “【ビルボード】“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”、原口沙輔「人マニア」18連覇、吉田夜世「オーバーライド」がポイントをほぼ倍増させ2位に | Daily News”. Billboard JAPAN. 2024年7月31日閲覧。

[3] “SASUKEからの改名、そして「人マニア」のヒットーー原口沙輔が語る“ボカロカルチャーとキャリアの転機””. Real Sound｜リアルサウンドテック (2024年2月22日). 2024年7月31日閲覧。

[interview_prev-4] “原口沙輔が解説する「人マニア」×ケンカイヨシ対談インタビュー連載「この楽曲分析、合ってますか？」前編 | plug+（ぷらぷら）” (2023年12月19日). 2024年7月31日閲覧。

[5] “原口沙輔が解説する「人マニア」×ケンカイヨシ対談インタビュー連載「この楽曲分析、合ってますか？」後編 | plug+（ぷらぷら）” (2023年12月20日). 2024年7月31日閲覧。

[6] “原口沙輔「人マニア」は斬新さの裏側で伝統にとても忠実である。／この楽曲分析、合ってますか？byケンカイヨシ | plug+（ぷらぷら）” (2023年12月15日). 2024年7月31日閲覧。

[7] “原口沙輔（ex. SASUKE）が「人マニア」に続くボカロ曲第2弾「ホントノ」公開（動画あり）”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2024年8月1日閲覧。

[8] “SASUKEからの改名、そして「人マニア」のヒットーー原口沙輔が語る“ボカロカルチャーとキャリアの転機””. Real Sound｜リアルサウンドテック (2024年2月22日). 2024年7月31日閲覧。

[9] 月ノ美兎 (2023-09-24), 人マニア / 原口沙輔 - 月ノ美兎withブラクラーズ(cover) 2024年7月31日閲覧。

[10] Daoko (2024-04-01), 人マニア - coverd by Daoko【歌ってみた】 2024年7月31日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]

人マニア

構成

評価

影響

チャート成績

ミュージックビデオ

脚注

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