井上正矩
井上 正矩(いのうえ まさのり)は、江戸時代中期の常陸国下妻藩の世嗣。官位は従五位下・伊勢守。 略歴5000石を領した大身旗本・井上正晴(井上正就の次男・正義の子)の次男として誕生。 元禄12年(1699年)、正長の養子となり、3000石を分与されて徳川綱吉に御目見する。宝永2年(1705年)、正式に下妻藩嫡子となる。宝永5年(1708年)に叙任するが、享保5年(1720年)に家督を相続することなく早世した。 代わって、一族から正敦を娘婿に迎えて嫡子とした。正敦は同年家督を継いだ。 系譜 |