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この項目では、愛知県の旧自治体について説明しています。半田市の町・字については「亀崎町 (半田市)」をご覧ください。 |
亀崎町(かめざきちょう)は、かつて愛知県知多郡に存在した町。現在は半田市の一部となっている。
地理
三河湾北部の衣浦湾に面する湊町である。集落には「せこみち」と呼ばれる路地が無数に存在する。
歴史
愛知県の人口上位自治体(1921年末)[1]
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自治体 |
人口 |
# |
自治体 |
人口
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1 |
名古屋市 |
633,274 |
11 |
渥美郡高師村 |
14,405
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2 |
豊橋市 |
65,033 |
12 |
丹羽郡古知野町 |
13,965
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3 |
岡崎市 |
41,684 |
13 |
渥美郡田原町 |
13,831
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4 |
一宮市 |
30,558 |
14 |
海部郡津島町 |
13,772
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5 |
東春日井郡瀬戸町 |
23,092 |
15 |
中島郡祖父江町 |
13,300
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6 |
碧海郡安城町 |
19,607 |
16 |
西加茂郡挙母町 |
12,317
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7 |
知多郡半田町 |
17,141 |
17 |
渥美郡福江町 |
12,256
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8 |
幡豆郡西尾町 |
15,511 |
18 |
宝飯郡蒲郡町 |
12,120
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9 |
知多郡亀崎町 |
15,170 |
19 |
東春日井郡小牧町 |
12,101
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10 |
幡豆郡一色町 |
15,114 |
20 |
碧海郡矢作町 |
11,345
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- 戦国時代頃 - この地域に集落が形成される[2]。
- 江戸時代 - この地域は尾張藩領や犬山藩領となる。伊勢国と三河国を結ぶ海運の中継地となる。
- 江戸時代後期 - 酒造業が発達し、生産された酒は海路で江戸に運ばれる。
- 1876年(明治9年) - 藤江村と有脇村が合併して広田村となる。
- 1882年(明治15年) - 広田村が藤江村[3]と有脇村に分立する。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 亀崎村が町制を施行して亀崎町が発足する。
- 1906年(明治39年)5月1日 - 亀崎町が乙川村・有脇村と合併して再び亀崎町が発足する。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 半田町・成岩町と合併して半田市が発足する。
町長
経済
- 伊東合資会社 - 天明8年(1788年)創業の酒蔵。2000年(平成12年)廃業。2020年(令和2年)復活。
- 天埜酒造 - 嘉永元年(1848年)創業の酒蔵。
交通
1886年(明治19年)の武豊線開業時に建設された亀崎駅の駅舎は「日本最古の現役駅舎」とされる[4]。
名所・旧跡
ギャラリー
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神前神社前での山車曳き回し
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天埜酒造(現・盛田金しゃち酒造)
脚注
参考文献
- 富田伴作『亀崎町史』亀崎町史刊行会、1945年
- 亀崎町役場『亀崎誌』亀崎町役場、1908年
関連項目
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