久留里馬来田バイパス
久留里馬来田バイパス(くるりまくたバイパス)は、国道410号のバイパス道路。 当該道路は君津市広岡から袖ケ浦市高谷まで延長15.7 kmのバイパス道路であるが、一部の文献では延長を10.7 kmとしている[1][2]。これは、前者が起点から終点までの実延長であるのに対し、後者は実延長のうち国庫補助事業の対象となった区間のみを表しているためである[3]。この記事での記述は特に断りのない限り前者に依っている。 概要この道路は圏央道木更津ICへのアクセス向上のほか、屈曲や狭隘区間が連続し約6.9 kmの特殊通行規制区間が含まれる国道410号現道の脆弱性を解消して君津地域における混雑解消や安全確保、地域振興の促進を図り、三次医療施設や観光地へのアクセスの強化を図る事を目的に計画された[3]。 整備事業は3工区に分けられ、起点側の君津市広岡から君津市俵田までを久留里工区(延長8.5 km)、終点側の木更津市下郡から袖ケ浦市までを馬来田工区(延長3.7 km)、他事業にて整備されたそれら2つの工区を結ぶ中央部分を西原工区(延長3.5 km)としている[3]。 千葉県によれば主要地方道久留里鹿野山湊線への接続を2016年度[4]、全線での供用を2023年度と見込んでおり[5]、2024年3月25日に君津市大坂 - 向郷間延長3.5 kmが供用開始し、全線開通となった[6]。 なお、道路は当初幅員15.0 m(歩道3.25 mと路側帯0.75 m、歩道3.5 m[注釈 1]を往復両方向)として計画されたが、事業費圧縮の一環として一度13.4 m(往復の歩道をそれぞれ2.7 mに縮小)に改められ[2]、最終的には13.0 m(歩道3.25 mと路側帯0.75 m、歩道2.5 mを往復両方向)に変更された[3]。この他、同じく事業費節減のため街渠側溝の形状見直しも併せて行われている[3]。 道路諸元
歴史
地理重複する路線
接続する路線
脚注注釈出典
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