串田 修(くしだ おさむ)は、日本の栄養学者(公衆栄養学)。博士(生活科学)(大阪市立大学・2017年)。静岡県立大学食品栄養科学部講師・大学院食品栄養環境科学研究院講師。
新潟医療福祉大学健康科学部助手、新潟医療福祉大学健康科学部助教、畿央大学健康科学部講師などを歴任。
概要
専門は公衆栄養学[1]。地方における地域活性化について研究[2]、それらが健康に対して与える潜在的な影響について調査した[2]。新潟医療福祉大学[3]・畿央大学[3]・静岡県立大学[3]で教鞭を執った[3]。
来歴
生い立ち
東京農業大学に進学[4]、応用生物科学部栄養科学科で学び[4]、2009年(平成21年)3月、同大学卒業[4]に伴い、学士(応用生物科学)の学位を取得[5]。その後、新潟医療福祉大学大学院に進学[4]、医療福祉学研究科で学んだ[4]。2011年(平成23年)3月、新潟医療福祉大学大学院修士課程修了[4]に伴い、修士(保健学)の学位を取得[6][7]。
栄養学者として
2011年(平成23年)4月、母校・新潟医療福祉大学健康科学部助手に就任[3]、主として健康栄養学科の講義を担当[3]。2014年(平成26年)4月、職位が助教となり[3]、以降も、引き続き健康栄養学科の講義を担当[3]。
2016年(平成28年)4月、畿央大学に健康科学部講師に就任[3]、主として健康栄養学科の講義を担当[3]。また、それと並行して大阪市立大学大学院に進学[4][† 1]、生活科学研究科にて学んだ[4]。在学中に博士論文「勤労者の野菜摂取を行動科学的に評価する尺度の検証と実践応用」[8]を執筆、2017年(平成29年)3月、大阪市立大学大学院後期博士課程修了[4]に伴い、博士(生活科学)の学位を取得[8][9]。
2019年(平成31年)4月、静岡県立大学食品栄養科学部講師に就任[3]、主として栄養生命科学科の講義を担当[10]、公衆栄養学研究室を受け持った[10]。また、同大学大学院食品栄養環境科学研究院講師も兼務[10]。静岡県立大学大学院の一部には研究院・学府制が導入されており、大学院では薬食生命科学総合学府の講義を担当。
研究
専門は栄養学。特に、公衆栄養学の研究に従事[1]。具体的には、農村の地域活性化が健康に及ぼす潜在的影響について研究した[2]。また、地方公共団体による食の環境の整備について調査した[2]。そのほか、共同飲食や農業・林業・漁業体験と、健康状態との関連についても研究した[2]。さらに、社員食堂における食の環境についても研究した[2]。2020年(令和2年)9月、「人々の食物摂取行動に関連する心理・環境的要因の探索と介入」に対して、日本栄養改善学会奨励賞が授与された[11][12][13]。
日本栄養改善学会[14]・日本栄養・食糧学会[14]、日本健康教育学会[14]・日本公衆衛生学会[14]・日本フードシステム学会[14]に所属[14]。
略歴
賞歴
著作
寄稿、分担執筆、等
脚注
註釈
出典
関連項目
外部リンク