上町 (生駒市)
上町(かみまち)は、奈良県生駒市の町名。郵便番号は630-0131。 地理生駒市北部地域(旧北倭村)の東南端に位置し[5]、北に高山町、北田原町、西に南田原町、東に鹿畑町、東から南にかけて奈良市と接する。このほか、上町から独立した各町と隣接している。 上町は中央を富雄川が南北に流れ、西山と呼ばれた矢田丘陵と東山と呼ばれた学園前台地とに挟まれた地域だったが、東側では宅地開発が進み、東山はほぼなくなっている[6]。 河川歴史現在の上町を含む富雄川流域の一帯(上町から奈良市石木町まで)は、中世以前には「鳥見」(とみ)と呼ばれ、上鳥見・中鳥見・下鳥見の三地域に分かれていた[7]。鎌倉時代には興福寺大乗院の荘園として上鳥見荘の名が見えるが、上村はその一部だったとされる[8]。 江戸時代になると添下郡の村名として「上村」が現れ、はじめ幕府領、元和元年(1615年)からは郡山藩領となった[9]。 その後、大正に入って大軌電車が開通し、富雄駅が設置される[10]。上地区南端から富雄駅までは約2km、遠いところでも4kmと比較的近く、戦後、富雄駅からの路線バスが上方面に運行しはじめたことで、交通の便はより良くなった[10]。これに加え、開発に適した土地があったことなどから上地区が生駒北部地域での最初の宅地造成の場となり、昭和50年代初期には最南端のあすか台及びあすか野で入居が始まった[10]。以後、真弓や白庭台、北大和の開発へと続いていった[10]。 沿革
世帯数と人口2019年(令和元年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
事業所2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[18]。
交通鉄道バス道路施設
寺社脚注
参考文献
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