小瀬町 (生駒市)
小瀬町(おぜちょう)は、奈良県生駒市の町名。郵便番号は630-0223。 地理生駒市南部に位置し、北に壱分町、西に有里町、萩原町、小平尾町、南に萩の台、乙田町、東に大和郡山市、奈良市と隣接している。また周囲を取り囲む形で南山手台とも接する。 小瀬は生駒川(竜田川)の流れが最も緩くなる地点で、浅瀬が形成されている[5]。 河川歴史小瀬村は大和国平群郡に属し、江戸時代にははじめ幕府領、元和元年(1615年)からは郡山藩領、延宝7年(1679年)からは旗本松平氏の知行地となる[6]。 南北を通る清滝街道と奈良・大坂を結ぶ暗越街道の交差点である小瀬は、江戸時代、宿場町の様相を呈し、旅籠屋や茶屋が発達した[6][7]。 慶応4年(1868年)には世直し一揆の一つである「矢野騒動」が起き、松平領11か村のうちの一つである小瀬村も加わる[6][8]。小瀬村の宮大工棟梁・与平は11か村のからかさ連判状を携えて、長州藩の大坂陣屋へ赴き、地役人である矢野代官の悪政を訴えた[6][8]。与平は長州藩士5人の付き添いのもと矢野代官と談判し、矢野陣屋は明け渡される[6][8]。与平は牢に入れられたが2か月余りで釈放された[6][8]。 沿革
世帯数と人口2019年(令和元年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
事業所2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]。
交通鉄道バス道路施設
脚注
参考文献
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