一宮町(いちのみやちょう)は、兵庫県の淡路島西海岸のほぼ中央部にあった町である。旧津名郡。
町名は淡路国一ノ宮・伊弉諾神宮に由来する。なお、兵庫県には宍粟郡にも一宮町があったが(現・宍粟市)、こちらは播磨国一ノ宮・伊和神社に因む。
地理
淡路島西海岸のほぼ中央部にあり、三方、山に囲まれた扇状の丘陵と平地から構成される。
山林が約4割を占め、平地が少なく傾斜地が約8割を占める。
隣接していた自治体
歴史
行政
経済
産業
- 主な産業
- 産業人口(2000年国勢調査)
- 総数 4,911人
- 第1次産業 1,270人(25.9%)
- 第2次産業 1,422人(29.0%)
- 第3次産業 2,216人(45.1%)
- 昼夜間人口比 89.2%
漁業
地域
健康
教育
高等学校
中学校
小学校
- 一宮町立尾崎小学校
- 一宮町立郡家小学校
- 一宮町立多賀小学校
- 一宮町立江井小学校
- 一宮町立柳沢小学校 - 2010年4月1日閉校
- 一宮町立山田小学校
保育園・保育所
- 一宮町立尾崎保育園
- 一宮町立遠田保育園
- 一宮町立郡家保育園
- 一宮町立多賀保育所
- 一宮町立江井保育所
- 一宮町立柳沢保育園 - 2009年閉園
- 一宮町立山田保育所
交通
鉄道
町内には通っていない。
道路
船舶
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 伊弉諾神宮
- 国生み神話に登場するイザナギ、イザナミの尊を祭神とした兵庫県下唯一の神宮。地元では「いっくさん」と呼ばれ、広大な敷地を有する。式内名神大社、淡路国一宮である。
- 柳澤城 天文初年、柳澤隼人佐直孝(京都・柳原公家末裔)が、この地に居城し、その子第二代柳澤修理浦直勝及び孫・第三代柳澤越前守直盛の三代にわたってここに君臨します。 ただし天正九年秋、羽柴筑前守秀吉の淡州攻防戦のため、逆に落城し統治の城主・柳澤越前守直盛・甥の五兵衛直忠及び家臣共々、阿州木津城に退く、また城主の弟・柳澤新九郎直澄は江戸に落行きました。
- パルシェ(香りの館、香りの湯、特産館)
- 淡路文化会館
- 淡路生活科学センター
- 兵庫県立淡路香りの公園
出身有名人
脚注
- ^ 「土石流、家をなぎ倒す 瀬戸内3島 逃げる背に迫る岩」『朝日新聞』昭和44年(1974年)7月8日朝刊、15版、11面
関連項目
外部リンク