ワイルドブルーヨコハマ
ワイルドブルーヨコハマ(Wild Blue Yokohama)は、かつて神奈川県横浜市鶴見区にあった、年間を通して営業する大型屋内温水プール施設(テーマパーク)である。 概要鉄鋼メーカー大手の日本鋼管京浜製鉄所(現在のJFEスチール東日本製鉄所)の野球場跡地に、1992年に開業した。 しかし、開業後にバブル崩壊で景気が低迷したことに加え、駅から離れた位置にあったことから客の入りは悪く、入場者数はピークでも年間80万程度に留まり、目標の100万人は閉鎖するまで一度も達成できなかった。交通アクセスは路線バスのみであり、夏休みを中心に川崎駅と鶴見駅から最寄りの平安高校前(現在の鶴見総合高校前)バス停まで臨時急行バスが運行されたことがあった。川崎発は川崎鶴見臨港バス浜川崎営業所、鶴見発は横浜市営バス鶴見営業所が担当していた。 東京に近いため、女性アイドルのグラビアやファッション雑誌、イメージビデオ、バラエティ番組などの撮影に重宝され、TBSテレビのスポーツバラエティ番組『筋肉番付』では通常の営業ではできないサーフィンの競技にも使用され、こちらを貸し切って何人かでサーフィンをした著名人もいたという。 施設のコンセプトは一年中常夏の国が体験できる事が打ち出されており、常に水温を一定に保つシステムが導入されていた。日本鋼管はこのプール施設をモデルとして、同様のプール施設システムを世界へ売り出す構想を抱いており、手始めに北海道十勝地方にて経営が低迷していたテーマパーク・グリュック王国の経営建て直しの目玉施設として導入される構想もあったが、同グリュック王国での計画も含め最終的に実現されなかった。 閉館後、跡地にマンション「ヨコハマアイランドガーデン」が建設された。 主な出来事
営業時間
料金
施設内容
イベント
出来事
設計会社ららぽーとスキードームザウスを設計した株式会社空間設計が担当した。 キャンペーンガール最末期の2001年には「Miss JABAN!」と呼ばれるキャンペーンガールユニットが存在していた。読み方は「ミス・ジャバーン」で、“ミス・ジャパン”と、波の音である“ジャバーン”を掛け合わせたもの。メンバーは、細野由華、小谷美裕、才谷ゆきこ、佐藤ゆりなの4名。 関連項目 |
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