ロスコモン郡 (ミシガン州)
ロスコモン郡(英: Roscommon County)は、アメリカ合衆国ミシガン州ロウアー半島の北部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は24,449人であり、2000年の25,469人から4.0%減少した[1]。郡庁所在地はロスコモン村(人口1,075人[2])であり、同郡で唯一法人化された村でもある。地元では郡名を短縮して「ロスコ」と呼ばれている。 歴史ロスコモン郡は1840年に「ミキノーク郡」としてマキナック郡から分離して設立された。1843年、アイルランドのロスコモン県に因んで改名された[3][4]。郡内にはミシガン州公認の歴史銘板が3か所にある[5]。すなわちガーリッシュ、開拓者の家、ターニー邸である[6]。 地理アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は579.84平方マイル (1,501.8 km2)であり、このうち陸地521.40平方マイル (1,350.4 km2)、水域は58.44平方マイル (151.4 km2)で水域率は10.08%である[7]。郡域にはオ・サーブル州立林が掛かっている。 特徴的な地形
氷河が地域の地形を造っており、特徴有る生態系になっている。地域の大部分はいわゆるグレイリング外縁堆積原であり、氷河が崩壊させた砂質の尾根など広い堆積原、バンクスマツの生える荒地、シロマツとアカマツの森、北部の硬木の森よりなっている。氷河作用で大きな湖が形成された[8]。 主要高規格道路
隣接する郡
地元の呼び物ロスコモン郡は2つの大変大きな湖のある地域を中心とし、大きな州立林の中にある。クマ、シカ、ワシ、カートランドアメリカムシクイ、シチメンチョウなど野生生物が身近に生息している。行事などとして次のようなものがある。
人口動態
郡政府郡政府は郡監獄の運営、地方道の維持、地方裁判所の運営、権利譲渡と抵当権設定記録など重要記録の維持、公衆衛生規制の管理、福祉など社会サービスの項目で州の施策への参加を行う。郡政委員会は予算を管理するが、法や条例を作るのは限定付き権限である。ミシガン州では、警察と消防、建設と区画割、税評価、街路維持など地方政府の大半機能は個々の都市と郡区の責任である。 郡区ロスコモン郡は下記11の郡区に分割されている。
都市と町都市
村 未編入の町
宗教ロスコモン郡はローマ・カトリック教会ゲイロード教区[12]と西ミシガンのエピスコパル教区に属している。 脚注
外部リンク
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