リレントレス・レックレス・フォーエヴァー
『リレントレス・レックレス・フォーエヴァー』(Relentless, Reckless Forever)は、フィンランドのメロディックデスメタル・バンド、チルドレン・オブ・ボドムが2011年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。 背景過去にスレイヤー、ヘイトブリード、モンスター・マグネット等の作品を手掛けてきたマット・ハイドがプロデューサーとして参加した[15][16]。「ワズ・イット・ワース・イット?」のミュージック・ビデオにはクリス・コール、ジェイミー・トーマス、トム・アスタといったスケートボーダーが参加しており、アレキシ・ライホはこの曲について「全くのパーティー・ソングさ。典型的なボドムの音じゃないけど、俺が特に気に入っている曲の一つで猛烈にヘヴィだ」と語っている[17]。 本作のレコーディングでは、エディ・マーフィが1985年にヒットさせた曲「パーティー・オール・ザ・タイム」のカヴァーも録音された。アレキシ・ライホによれば、レコーディング・セッション当時によくかけていたパーティーCDかミックスCDに入っていた曲だったことから、誰かがカヴァーすることを提案したという[18]。 反響・評価フィンランドのアルバム・チャートではリリース当日に1万枚以上を売り上げ[4]、自身4度目の1位を獲得[2]。アメリカではリリースから1週間で1万1千枚近くを売り上げて[4]、Billboard 200では42位に達し、前スタジオ・アルバム『ブラッドドランク』(2008年)に続く全米トップ50入りを果たした[6]。また、『ビルボード』のハード・ロック・アルバム・チャートでは1位、インディペンデント・アルバム・チャートでは9位、ロック・アルバム・チャートでは11位を記録[6]。 Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「恐らく、チルドレン・オブ・ボドムが今までリリースしてきた中で最も首尾一貫した作品」と評している[19]。ヘヴィメタル専門のオンライン・マガジンLoudwireのスタッフが選出した「2011年のトップ10メタル・アルバム」では4位にランク・イン[20]。 収録曲特記なき楽曲はアレキシ・ライホ作。
日本盤ボーナス・トラック
参加ミュージシャンアディショナル・ミュージシャン
脚注・出典
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