リグーリア州
リグーリア州(リグーリアしゅう、伊: Liguria)は、イタリア共和国北西部の州。州都はジェノヴァ。 リグリア海(地中海の一部)北岸に沿って広がり、西にフランスと接する。リグーリア海岸は南フランスから続く「リヴィエラ(イタリア語で岸の意)」の一部であり、温暖な気候と風光明媚な景観により、国際的な観光地として知られる。 名称標準イタリア語以外の言語では以下のように綴られる。 イタリア語における形容詞・住民呼称は ligure(リーグレ)。 地理位置・広がりリグリア海(地中海の一部)北岸に沿って東西に細長く広がる州で、西にフランスと隣接し、またモナコとも近接する。海岸に並行してアルプス山脈の南端であるリグリアアルプスが走り、アペニン山脈へ続く。州都ジェノヴァは、州の中央やや東寄りに位置し、ミラノから南南西へ約120km、トリノから南東へ約124km、ニースから北北東へ約156km、フィレンツェから西北西へ約197km、首都ローマから西北へ約399kmの距離にある。 隣接する州は以下の通り。
主要な都市人口3万人以上のコムーネは以下の通り。人口は2023年3月31日現在[2]。
州都はジェノヴァ。イタリア全国では第6位の人口を持つコムーネであり、人口は50万を超える。 行政区画リグーリア州は、以下の4県から構成される。 左端の数字はISTATコード、アルファベット2文字は県名略記号を示す。人口は2023年3月31日現在[2]。面積の単位はkm²。
文化言語2006年の国立統計研究所(ISTAT)の統計によれば、6歳以上の住民の家庭内での会話における言語状況は以下の通り[3]。イタリア語(Italiano)、地方言語(Dialetto)、他の言語(Altra lingua)についてのデータで、左列が全国平均、右列がリグーリア州の数値である。「イタリア語のみ、あるいは主にイタリア語」を使用する割合は、トスカーナ州(83.9%)に次いで2番目に高い。
フランス語が第2公用語とされる場合もある。 地方言語としてはリグリア語(ガロ・イタリア語系)が話されている。 食文化観光世界遺産州には以下のユネスコ世界遺産がある。
スポーツサッカー州内に本拠を置くプロサッカークラブとしては以下がある。
4部リーグ(アマチュア最上位リーグ)のセリエDでは、ロンバルディア州、ピエモンテ州、ヴァッレ・ダオスタ州のチームとともにジローネAに属する。リグーリア州の地方リーグ(5部リーグ)として、エッチェッレンツァ・リグーリア (it:Eccellenza Liguria) がある。 姉妹地域・提携地域
脚注出典
関連項目外部リンク
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