ラファエル・ペレス
ラファエル・ジェローム・ペレス(Rafael Jerome Pérez, 1982年5月15日 - )は、ドミニカ共和国・サントドミンゴ出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。現在はフリーエージェント。 経歴プロ入り前高校時代は、バスケットボールをプレーする傍らで漁船の操縦士として働いていた[1]。 プロ入り後2002年1月25日にアマチュアFAとしてクリーブランド・インディアンスと契約。 2006年4月20日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー。マイナー時代は先発投手だったが、メジャーでは全てリリーフとして登板している。 2009年開幕前の3月に第2回WBCのドミニカ共和国代表に選出された[2]。 2013年2月14日にミネソタ・ツインズと契約。5月17日に解雇された。5月23日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結ぶ。オフの11月5日にFAとなった。 2014年1月18日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[3]。4月に解雇された。5月5日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのベラクルス・レッドイーグルスと契約を結んだ。7月11日に解雇された。7月12日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ[4]。 2015年2月12日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ[5]が、4月9日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのキンタナロー・タイガースと契約を結んだ。7月3日に解雇された。 2015年7月13日にドリュー・ネイラーと共に中日ドラゴンズへの入団会見が行われた[6]。しかし、一軍出場なしに終わり、12月2日に自由契約公示された[7]。 2016年はキンタナロー・タイガースでプレー。 2017年は独立リーグ・アトランティックリーグのロングアイランド・ダックスでプレー。 2018年は所属球団なく、オフにドミニカのウィンターリーグでプレー。 選手としての特徴19歳の時にインディアンスのスカウトに勧められて野球を始め、遅咲きだった[1]。 同じドミニカ共和国出身のカンディド・ヘススと仲が良い[8]。なお、ヘススも2010年に中日に入団していた。 2009年まではクロス気味に足を踏み出すスリークォーターから平均球速90mph(約145km/h)ほどの速球(シンカー)と変化の大きいスライダーで内角を攻め[9]三振を奪う投球スタイル[10][11][12][13]で奪三振率8.89を誇っていた。しかし2009年から制球が乱れて奪三振が減り[14]、2010年からは平均球速88mph(約142km/h)ほどのカッター軌道の速球とスライダー、チェンジアップでゴロを打たせる投球スタイルとなった[15][16]。 メジャー時代はメディアに「地球最高の救援左腕」と称された時代があった[1]。 インディアンス時代はリリーフとして起用されたが、2014年にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルでプレーして以降は先発としての登板が増えている。 詳細情報年度別投手成績
NPB記録
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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