ヨハン・ピノ
ヨハン・ホセ・アラーナ・ピノ(Yohan Jose Alana Pino, 1983年12月26日 - )は、ベネズエラ・アラグア州トゥルメロ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。 経歴プロ入りとツインズ傘下時代2005年は傘下のアパラチアンリーグのルーキー級エリザベストン・ツインズでプロデビュー。12試合に先発登板して9勝2敗・防御率3.72・64奪三振の成績を残した。 2006年はA級ベロイト・スナッパーズでプレーし、42試合(先発7試合)に登板して14勝2敗3セーブ・防御率1.91・99奪三振の成績を残した。 2007年はまずA+級フォートマイヤーズ・ミラクルでプレーし、19試合(先発9試合)に登板して4勝3敗・防御率1.73・64奪三振の成績を残した。7月にAA級ニューブリテン・ロックキャッツへ昇格。9試合(先発8試合)に登板して2勝4敗・防御率5.13・40奪三振の成績を残した。 2008年はAA級ニューブリテンでプレーし、26試合(先発18試合)に登板して7勝7敗・防御率4.54・76奪三振の成績を残した。 2009年はまずAA級ニューブリテンでプレーし、32試合(先発4試合)に登板して5勝1敗・防御率3.19・64奪三振の成績を残した。7月にAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ昇格。8試合に先発登板して2勝2敗・防御率2.82・44奪三振の成績を残した。 インディアンス傘下時代2009年8月7日に成立したカール・パバーノとのトレード[1] の後日発表選手として、8月28日にクリーブランド・インディアンスへ移籍した[2]。移籍後はAAA級コロンバス・クリッパーズで2試合に先発登板して2勝0敗・防御率1.29・14奪三振の成績を残した。 2010年はAAA級コロンバスでプレーし、26試合に先発登板して10勝9敗・防御率5.75・114奪三振の成績を残した。 ブルージェイズ傘下時代2011年4月18日に金銭トレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[3]。移籍後はAAA級ラスベガス・フィフティワンズへ異動したが、1試合の登板にとどまり、4月22日にAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツへ降格。ここでは36試合(先発10試合)に登板し、4勝8敗・防御率4.14・104奪三振の成績を残した。 2012年はAA級ニューハンプシャーとAAA級ラスベガスでプレー。AA級ニューハンプシャーでは25試合(先発22試合)に登板して10勝8敗・防御率3.56・111奪三振の成績を残した。オフの11月3日にFAとなった。 レッズ傘下時代2013年1月20日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだが、3月29日に放出され、4月1日に契約内容を変更してレッズとマイナー契約で再契約した。AA級ペンサコーラ・ブルーワフーズで開幕を迎え、4試合に登板後、AAA級ルイビル・バッツへ昇格。ここでは31試合(先発16試合)に登板して5勝7敗6セーブ・防御率3.26・107奪三振の成績を残した。オフの11月5日にFAとなった。 ツインズ時代2013年12月12日に古巣のツインズとマイナー契約を結んだ。 2014年はAAA級ロチェスターで開幕を迎え、6月19日にツインズとメジャー契約を結んだ[4]。同日のシカゴ・ホワイトソックス戦で先発起用されメジャーデビュー。7回を投げ、5安打2失点1四球7奪三振と好投したが、勝ち負けは付かなかった[5]。6月25日のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦では、3回を7安打5失点と打ち込まれ、メジャー初黒星を喫し[6]、6月26日にAAA級ロチェスターへ降格した[7]。6月27日に再昇格し[8]、5試合目の登板となった7月10日のシアトル・マリナーズ戦で、5回を7安打1失点に抑え、待望のメジャー初勝利を挙げた[9]。7月11日にAAA級ロチェスターへ降格[10]。7月21日にクリス・ジョンソンが不調でAAA級ロチェスターへ降格したため、再昇格した[11]。昇格後は5試合に登板したが、0勝3敗・防御率6.28と結果を残せず、8月15日にAAA級ロチェスターへ降格した[12]。8月23日にダブルヘッダーで登録枠が拡大したため、メジャーへ昇格。同日のデトロイト・タイガース戦・1試合目に登板し、翌日にAAA級ロチェスターへ降格した。その後はメジャーでの登板はなく、シーズンを終了した。この年メジャーでは11試合に登板して2勝5敗・防御率5.07・奪三振の成績を残した。オフの10月13日に40人枠から外れ、AAA級ロチェスターへ降格[13]。11月4日にFAとなった。 ロイヤルズ時代2014年12月15日にカンザスシティ・ロイヤルズと契約を結んだ[14]。 KTウィズ時代2015年12月17日に韓国プロ野球・KTウィズと契約。2016年、KTでは一軍で2勝のみ、12試合で防御率7.15の成績で、シーズン途中の7月24日にウェイバー公示された。 ツインズ傘下復帰2017年1月26日に古巣のツインズとマイナー契約を結んだ[15]。オフの11月6日にFAとなった[15]。 イタリア時代2018年1月にイタリアンベースボールリーグのパドヴァ・ベースボールクラブと契約した[16]。この年限りで退団した。 以降はベネズエラのウィンターリーグであるリーガ・ベネソラーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル(LVBP)でプレーを続けている[15]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
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