マーク・レッドマン

マーク・レッドマン
*Mark Redman*
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州サンディエゴ
生年月日	1974年1月5日（51歳）
身長; 体重	6' 5" ＝約195.6 cm; 245 lb ＝約111.1 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	投手
プロ入り	1995年 1巡目（全体13位）
初出場	1999年7月24日
最終出場	2008年7月13日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	オクラホマ大学; ミネソタ・ツインズ (1999 - 2001); デトロイト・タイガース (2001 - 2002); フロリダ・マーリンズ (2003); オークランド・アスレチックス (2004); ピッツバーグ・パイレーツ (2005); カンザスシティ・ロイヤルズ (2006); アトランタ・ブレーブス (2007); コロラド・ロッキーズ (2007 - 2008);
	この表について

マーク・レッドマン（Mark Allen Redman, 1974年 1月5日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身の元プロ野球選手（投手）。左投左打。

経歴

プロ入り前

1992年のMLBドラフト41巡目でデトロイト・タイガースから指名されたが、契約せずにオクラホマ大学へ進学。大学では1994年にビッグ・エイト・カンファレンスの最優秀新人選手に選出された^[1]。

プロ入りとツインズ時代

1995年のMLBドラフト1巡目（全体13位）でミネソタ・ツインズから指名され、入団。

1999年7月24日にメジャーデビュー。

2000年は当初、リリーフだったが、5月以降は先発投手としてシーズン終了まで24試合に登板。12勝を挙げ、新人王の投票では6位に入った。

タイガース時代

2001年7月28日にトッド・ジョーンズとのトレードでデトロイト・タイガースへ移籍。

2002年はチーム最多の203イニングを投げ、109三振を記録し、スティーブ・スパークスとともにチーム最多タイの8勝を挙げたが、15敗はリーグワースト4位。

マーリンズ時代

2003年1月11日にマイナー選手の2選手とネイト・ロバートソンら3選手とのトレードでフロリダ・マーリンズへ移籍。

同年は投球3部門で自己最高の14勝・151三振・防御率3.59を記録。プレーオフではワールドシリーズ優勝を果たした。オフにFAとなった。

アスレチックス時代

2003年12月21日にオークランド・アスレチックスと契約を結んだ。

パイレーツ時代

2004年11月27日にアーサー・ローズとともにジェイソン・ケンドールとのトレードでピッツバーグ・パイレーツへ移籍。

2005年は自己ワーストタイの15敗を喫したが、リリーフ投手に引っ張られたため、アスレチックスの時よりも投球内容が良いという評価もあった^[2]。シーズン中、レッドマンはトレードの噂が絶えなかったが、レッドマン側に2006年の年俸450万ドルのオプション契約があるためトレードがまらなかった^[3]。シーズン終了後、レッドマンはオプションを行使した^[4]。

ロイヤルズ時代

2005年12月7日にカンザスシティ・ロイヤルズへトレードされた^[3]。

2006年はチームで唯一オールスターゲームに選出された。最終的にチーム最多の11勝を記録した。

ブレーブス時代

2007年3月9日にアトランタ・ブレーブスと契約した。6試合で防御率11.63の成績で、5月22日にFAとなった。その後、テキサス・レンジャーズ、トロント・ブルージェイズ傘下のマイナー球団でプレー。

ロッキーズ時代

2007年8月20日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ^[5]。AAA級コロラドスプリングスで2試合に先発した後、メジャーに昇格。ロッキーズでは9月7日からシーズン終了までに5試合に登板し、防御率3.20を記録した。オフの12月19日にロッキーズと1年100万ドルで再契約を結んだ^[6]。

2008年は10試合の登板で2勝5敗・防御率7.54の成績で、7月18日にフアン・モリーヨをメジャーに昇格させるチーム方針に伴い、 DFAとなった^[7]。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
1999	MIN	5	1	0	0	0	1	0	1.000	65	12.2	17	3	7	0	1	11	0	0	13	12	8.53	1.89
2000		32	24	0	0	0	12	9	.571	651	151.1	168	22	45	0	3	117	6	0	81	80	4.76	1.41
2001		9	9	0	0	0	2	4	.333	219	49.0	57	6	19	0	0	29	6	0	26	23	4.22	1.55
2001	DET	2	2	0	0	0	0	2	.000	42	9.0	11	1	4	0	1	4	0	0	6	6	6.00	1.67
'01計		11	11	0	0	0	2	6	.250	261	58.0	68	7	23	0	1	33	6	0	32	29	4.50	1.57
2002		30	30	3	0		8	15	.348	858	203.0	211	15	51	2	6	109	11	1	107	95	4.21	1.29
2003	FLA	29	29	3	0		14	9	.609	802	190.2	172	16	61	3	5	151	8	2	82	76	3.59	1.22
2004	OAK	32	32	2	0		11	12	.478	832	191.0	218	28	68	6	6	102	6	1	110	100	4.71	1.50
2005	PIT	30	30	2	1		5	15	.250	751	178.1	188	18	56	3	2	101	7	3	100	97	4.90	1.37
2006	KC	29	29	2	1		11	10	.524	740	167.0	202	19	63	1	8	76	12	2	110	106	5.71	1.59
2007	ATL	6	5	0	0	0	0	4	.000	116	21.2	38	4	11	2	2	13	1	0	29	28	11.63	2.26
2007	COL	5	3	0	0	0	2	0	1.000	84	19.2	21	2	6	0	0	14	0	1	8	7	3.20	1.37
'07計		11	8	0	0	0	2	4	.333	200	41.1	59	6	17	2	2	27	1	1	37	35	7.62	1.84
2008		10	9	0	0	0	2	5	.286	211	45.1	61	7	16	2	1	20	1	0	40	38	7.54	1.70
MLB：10年		219	203	12	2		68	85	.444	5371	1238.2	1364	141	407	19	35	747	58	10	712	668	4.85	1.43

記録

MLBオールスターゲーム選出：1回（2006年）

背番号

55（1999年 - 2005年、2007年途中 - 2008年）
21（2006年）
19（2007年 - 同年途中）

脚注

^ “Baseball All-Conference Honorees” (英語). Official Site of the Oklahoma Sooners. 2010年1月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月24日閲覧。
^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2006』廣済堂出版、2006年、158頁頁。ISBN 978-4-331-51146-6。
^ ^a ^b Associated Press (2005年12月7日). “Pirates trade Redman to Royals for pitcher Bayliss” (英語). ESPN.com. 2009年6月24日閲覧。
^ Castrovince, Anthony (2005年11月3日). “Redman exercises player option” (英語). MLB.com. 2009年6月24日閲覧。
^ Moore, C.J. (2007年8月20日). “Notes: Rockies easing Fuentes back” (英語). MLB.com. 2009年6月24日閲覧。
^ Harding, Thomas (2007年12月19日). “Wells, Redman agree to one-year deals” (英語). MLB.com. 2009年6月24日閲覧。
^ “RHP Juan Morillo recalled from Triple-A Colorado Springs” (英語). MLB.com (2008年7月18日). 2009年6月24日閲覧。