マーク・シュワルツァー
マーク・シュワルツァー(Mark Schwarzer OAM, 1972年10月6日 - )は、オーストラリア・シドニー出身のサッカー選手で、元同国代表、同国代表歴代最多出場記録保持者(109試合)。ポジションはゴールキーパー。 姓のSchwarzerは「シュウォーツァー」、「シュウォーザー」などと表記されることもある。 来歴ドイツ系オーストラリア人(両親が1968年にドイツからオーストラリアに移住)である。 1990年、オーストラリア国内リーグNSLのマルコーニ・スタリオンズで18歳でデビュー。ドイツのディナモ・ドレスデン、1.FCカイザースラウテルン、イングランドのブラッドフォード・シティAFCを経て、1997年にミドルズブラFCに入団。 ミドルズブラには2008年まで在籍し、11年間で通算367試合に出場。デニス・ベルカンプがアーセナルFC時代に作った外国人選手の1クラブ最多出場記録315試合を更新した。 FCバイエルン・ミュンヘンやユヴェントスFCからオファーを受けたが、正GKの保証がなかったため契約には至らなかった。2008年5月22日にフラムFCと2年契約を結んだ。2012-13年シーズン終了後、契約満了に伴いフラムFCから退団した。 2013年7月9日、ペトル・チェフの控えとしてチェルシーFCに1年契約で加入した[1]。同年12月11日、UEFAチャンピオンズリーグ 2013-14のステアウア・ブカレスト戦で41歳と66日でのデビューを飾り、チャンピオンズリーグの歴史上最高齢記録となったとともに、1-0と完封勝利に貢献した[2]。 2015年1月6日、レスター・シティFCに移籍した[3]。2015-16シーズン終了後、レスターを退団[4]。その後、現役引退。 代表1994 FIFAワールドカップ予選・北中米カリブ/オセアニア大陸間プレーオフのカナダ戦で代表デビュー。 2006 FIFAワールドカップ予選・南米/オセアニア大陸間プレーオフでは南米5位ウルグアイと1勝1敗でPK戦となり、2本のPKを止める活躍を見せ、1974年以来のワールドカップ出場に貢献した。本大会第1戦日本戦、第2戦ブラジル戦に出場したが、第3戦クロアチア戦では控えGKのジェリコ・カラッツにポジションを奪われた。決勝トーナメントイタリア戦で再び出場したが、後半ロスタイムにフランチェスコ・トッティにPKを決められ0-1で敗退した。 2012年9月6日のレバノン戦で通算100試合出場を達成。オーストラリア代表のゴールキーパーでは歴代最多のキャップ数を誇る。 2013年11月6日、代表引退を表明した[5]。 代表歴出場大会試合数
タイトル
エピソード
脚注
関連項目外部リンク
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