マドリード-バリャドリッド高速線
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181,9
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バリャドリッド - パレンシア - レオン高速線(スペイン語版)
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ブルゴス方面在来線
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179,6
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バリャドリッド=カンポ・グランデ(スペイン語版)
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マドリード方面在来線
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173,1
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1,050
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172,1
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ピナール・デ・アンテケラトンネル
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168,0
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ドゥエロ川
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マドリード - イルン在来線 (軌間変更)
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159,6
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バルデスティージャス
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144,0
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マドリード - イルン在来線
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オルメド - サモラ - ガリシア高速線(スペイン語版)方面(計画中)
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オルメド - サモラ - ガリシア高速線方面
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N-601号線(スペイン語版)との交差
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133,0
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オルメド
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106,6
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ナバ・デ・ラ・アスンシオン
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97,1
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94,4
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タブラディージョトンネル
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86,0
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ガルシーリャン
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72,5
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70,7
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フエンテシーリャトンネル
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セゴビア - マドリード在来線(スペイン語版)との交差
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高速道路AP-61号線(スペイン語版)との交差
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68,3
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セゴビア=ギオマール(スペイン語版)
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66,2
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グアダラマトンネル(スペイン語版)
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37,5
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35,5
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ミラフローレス・デ・ラ・シエラ
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マドリード - ブルゴス在来線との交差
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32,9
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アロヨ・デル・バジェ高架橋
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32,1
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23,2
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サン・ペドロトンネル
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マドリード - ブルゴス在来線との交差
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18,9
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トレス・カントス渡り線
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マドリード - ブルゴス在来線との交差
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マドリード - アルコベンダス/サン・セバスティアン・デ・ロス・レイエス在来線
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フエンカラル保守基地
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ピティス-オルタレサ接続線との交差
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チャマルティン-オルタレサ接続線との交差
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チャマルティン在来線との接続(軌間変更設備)
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0,50
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マドリード=チャマルティン
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将来のチャマルティン駅 - アトーチャ駅間高速線トンネル
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マドリード-セゴビア-バリャドリッド高速線(西: Línea de alta velocidad Madrid-Segovia-Valladolid)は、はスペインの首都マドリードと北西部のカスティーリャ・イ・レオン州の州都で、バリャドリッド県の県都であるバリャドリッド間180kmを結ぶ標準軌の高速鉄道路線で、運行はレンフェが行っている。マドリード方のターミナル駅はチャマルティン駅である。2007年12月23日に開通した高速線であり、スペインの高速鉄道の北および北西回廊の最初の部分を構成する。 途中のグアダラマ山脈の区間は28.4kmのスペインでは一番長いグアダラマトンネル(スペイン語版)がある。
インフラおよび運輸に関する戦略計画(PEIT) 2005-2020によると、この路線は以下に接続することになる[1]。
この路線は、時速350kmでの運行が可能なプラットフォーム、ERTMS IIおよびデジタルASFA(スペイン語版)信号、分岐側通行可能速度220km/hの分岐器を備えており、サンペドロトンネル9km、グアダラマトンネル28kmのおかげで、北部一般路線(マドリード - アンダイエ在来線(スペイン語版))のルートと比べて70km以上(28%)短縮されている。さらに、チャマルティン、バルデスティージャス、バリャドリッド[注釈 1]に設置された3つのデュアル[注釈 2]軌間変更設備のおかげで、マドリードとスペイン北西部の間のすべてのルートで移動時間が短縮された。
技術的な特徴
- 開業:2007年12月22日(翌日に列車走行開始)
- 概算費用:42億ユーロ(約7億ユーロはバリャドリッドの幹線鉄道網(Red Arterial Ferroviaria de Valladolid, RAF) [2]の改良に対応)
- 入札:1998年に政府からGIF(現在のADIF )に委託された
- 中間駅:セゴビア-ギオマール(68.3キロポスト)
- 133.8キロポストには、ガリシア高速線に向かう分岐点があり、分岐した線路を220 km/hで走行可能(立体交差で乗り越し)。
その他の技術データ
長さ
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179.6 km
|
トンネルの全長
|
42.1 km
|
高架橋の全長
|
2 km
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軌間
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標準軌(1,435 mm)
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電化
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交流 25 kV 50 Hz
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最大速度
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350 km / h
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信号保安設備
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ASFAデジタルおよびERTMS II
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プラットフォームの幅
|
16メートル
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PAET[注釈 3]
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3(ソト・デル・レアル、ガルシリャン、オルメド)
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PB[注釈 4]
|
3(トレス・カントス、ナバ・デ・ラ・アスンシオン、バルデスティージャス)
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軌間変更設備
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2(チャマルティン、バルデスティージャス)
|
- グアダラマトンネル(西側:28,407.70 m、東側:28,418.66 m)
- サン・ペドロトンネル(8,930 m)
- アロヨ・デル・バジェ高架橋(1,796 m、最大高さ77.8 m)
- タブラディージョトンネル(2,000 m)
- ラ・フエンテシーリャトンネル(1,900 m)
- ピナール・デ・アンテケラトンネル(1,000 m)(2009年11月8日開通)
最高速度
ERTMS信号設備が使用されている路線の最大許容速度は右表のとおりである。なお、最高速度300km/hが認められているのは、147km(全線の82%)のみである。
移動時間の短縮
タルゴ列車は、新しいレンフェ130系のアルビア列車に置き換えられ、機関車の駆動部分全体も含めて軌間変更可能になった。したがって、これらの列車はバルデスティージャスまたはバリャドリッドの軌間変更施設を通過して、この高速線から北部一般路線に合流し、その逆も同様である。マドリード - バリャドリッド区間では、距離が短くなり、商用速度が上がるため、移動時間が短縮される。
ガリシアからのアルビアの列車はペドラルバ・デ・プラデリア(スペイン語版)で軌間を変え[3]、そこから高速線を走ってマドリードに行くため、時間を節約できている。同様に、マドリードとバスクの間のアルビアはバリャドリッドの北側やベンタ・デ・バニョスには軌間変更設備がないため、ベンタ・デ・バニョス-ブルゴス間の路線が完成するまでは、バルデスティラスの軌間変更設備を使用している。
行き先 (マドリード起点)
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以前の列車種別
|
所要時間
|
距離
|
平均速度
|
現在の列車種別
|
所要時間
|
距離
|
平均速度
|
短縮した時間
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ブルゴス
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Talgo
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3:22
|
282 km
|
83.76 km/h
|
Alvia
|
2:18
|
301 km
|
131 km/h
|
1:04
|
ヒホン
|
Talgo
|
6:15
|
591 km
|
94.56 km/h
|
Alvia
|
5:05
|
521 km
|
102.49 km/h
|
1:10
|
イルン
|
Intercity
|
6:50
|
640 km
|
93.66 km/h
|
Alvia
|
5:43
|
570 km
|
99.7 km/h
|
1:06
|
レオン
|
Talgo
|
3:50
|
420 km
|
109.57 km/h
|
AVE
|
1:56
|
345.5 km
|
178.7 km/h
|
1:54
|
ミランダ・デ・エブロ
|
Talgo
|
4:26
|
371 km
|
83.68 km/h
|
Alvia
|
3:09
|
390 km
|
124 km/h
|
1:17
|
オビエド
|
Talgo
|
5:43
|
559 km
|
97.78 km/h
|
Alvia
|
4:34
|
489 km
|
107 km/h
|
1:09
|
パレンシア
|
Talgo
|
2:50
|
298 km
|
105.18 km/h
|
AVE
|
1:19
|
230 km
|
174.6 km/h
|
1:31
|
サン・セバスティアン
|
Intercity
|
6:25
|
623 km
|
97.09 km/h
|
Alvia
|
5:17
|
553 km
|
104.7 km/h
|
1:08
|
サンタンデール
|
Talgo
|
5:35
|
515 km
|
92.24 km/h
|
Alvia
|
4:20
|
445 km
|
103 km/h
|
1:15
|
セゴビア
|
Regional
|
2:03
|
101 km
|
49.27 km/h
|
AVE/Alvia/Avant
|
0:27
|
68.3 km
|
151.7 km/h
|
1:36
|
バリャドリッド
|
Talgo
|
2:23
|
249 km
|
104.48 km/h
|
AVE
|
0:53
|
179.3 km
|
202.6 km/h
|
1:30
|
ビトリア
|
Intercity
|
4:39
|
493 km
|
106.02 km/h
|
Alvia
|
3:36
|
423 km
|
117.5 km/h
|
1:03
|
本路線を走行する列車
ギャラリー
脚注
注釈
- ^ バリャドリッド軌間変更設備はパレンシアとレオンへの高速鉄道線の開業後、2015年に撤去された。
- ^ CAF/BRAVAとタルゴの両方のシステムの軌間変更が可能という意味。
- ^ 列車の追越退避および車両収容ステーション
- ^ 渡り線
出典
外部リンク
関連項目
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列車(TAV) |
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高速新線(LAV) | |
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インフラ | |
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関連組織・企業 |
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国外展開 | |
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事故 | |
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† - 過去に存在したもの |