マッスル (プロレス)マッスルは、DDTプロレスリングのブランドによるプロレス興行。キャッチコピーは「行こうよ!プロレスの向こう側!」。 特徴各興行が独立した1話完結のストーリーになっておりプロレスとしてのファイトを見せるシーンをはさみつつも「プロレスを考えるプロレス」を題目に掲げたりプロデューサーの鶴見亜門に扮した今林久弥の存在、舞台仕立ての興行(マッスルに参戦している酒井一圭はブログで「プロレスというより舞台」と指摘したこともある)など他団体からの影響も見せつつも一味違った演出を持ち味としている。 創業者のマッスル坂井は「マッスルの中でも「台本があると言う演出はしてもプロレス業界の隠語は絶対にマッスルでは使わない」、「リングで人が死ぬにしてもプロレスの技や攻防で人が死ぬと言う演出は一切しない」ということを絶対に守っている」と語っている。 興行のクライマックスにはエトピリカ(葉加瀬太郎)が流れてスローモーションで物語が進行していくところはプロレスの演出として非常に特徴的である。オープニング曲はLONELY DAYS(PENPALS)。 歴史マッスル2004年8月、マッスル坂井がエンターテインメントによる興行「マッスル」を開催することを発表。10月13日、北沢タウンホールで旗揚げ戦「マッスル1」を開催。旗揚げ当初はハッスルのパロディ(ロゴマークもハッスルがモチーフだった)としてインディー団体、ローカル団体の所属ながら光を放つ存在を発掘するというコンセプトで開始。 2005年1月4日、新木場1stRINGで開催した「マッスル2」、3月6日、Blue Fieldで開催した「マッスル3」で通常の興行とは一味も二味も違う独特のテイストを確立。特に「マッスル2」から参戦したアントーニオ本多はマッスルがプロレス界に送り出した最大の鬼才と言える。5月5日、北沢タウンホールで開催した「マッスル4」でツルティモ・ドラゴンの甥で「アメリカで高名な演出家」と称したプロデューサーの鶴見亜門(今林久弥が扮している)を演出に迎えてプロレスにおける演出とは何かについて問題を提起する。8月14日、北沢タウンホールで開催した「マッスル5」から「マッスル8」でツルティモの娘婿であるサイモン鶴見(こちらも今林が扮している)が興行の長時間化に疑問を投げかけて総当りリーグ戦4大会を1日で終わらせるという快挙を達成。プロレスの試合にリングでの討論(「しゃべり場」形式)を導入という斬新な試みも見せた。10月2日、後楽園ホールで開催した「マッスルハウス1」で満員の観衆を集めて酒井一圭HG戦で生まれた趙雲子龍の「泣いて馬謖を斬る」という技は何度もクライマックスに使われた。 2006年1月17日、北沢タウンホールで開催した「マッスル9」で史上最高と呼ばれる興行が実現。3月5日、新宿FACEで開催した「マッスル10」で史上最いまいちと呼ばれる興行を提供。5月4日、後楽園ホールで開催した「マッスルハウス2」で超満員の観衆を集めて興行に「ドッキリ」、「仮装大賞」のエッセンスを加えるという常人には予想も付かない発想で賞賛を浴びた。 2008年10月6日、新木場1stRINGで「マッスル坂井自主興行」を開催。従来のマッスルとは異なりスクリーンにマッスルのロゴマークはなく締めのマッスルポーズは行われなかったが内容や登場人物からマッスルの番外編といえる。 2009年5月4日、後楽園ホールで開催した「マッスルハウス8」を最後に実質的の活動休止。 2010年2月6日に暗黒プロレス組織666との合同ディナーショーが行われて活動再開。5月4日、後楽園ホールで開催した「マッスルハウス9」で「リングオブコント」を開催。10月6日、坂井が家庭の事情により引退するため後楽園ホールで最後の興行「マッスルハウス10〜負けるから即引退させてくれSP〜」を開催。「マッスルハウス10」をもってマッスルはいったん幕を閉じるが同興行開催中に坂井により20年後の2030年10月6日に後楽園ホールで「マッスルハウス11」を開催することを宣言。同日に入籍を発表して子供が生まれる予定があるという坂井が20年後に子供をプロレスラーに育て上げてマッスルに出場させるという構想である。マッスル戦士たちによると裏の計画では次回のマッスルは日本武道館で興行を開催する予定で「マッスルハウス10」に来場した観客全員が2人ずつ子供を産んで連れてくれば日本武道館が超満員になるという算段らしい。 2012年8月18日、DDTプロレスリング日本武道館大会「武道館ピーターパン〜DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP!〜」でマッスル提供ダークマッチ「マッスルハウス10.5〜DARK MATCH RISING〜」として一日限りの復活を果たした。 2015年10月7日、DDTで行われた「DDTドラマティック総選挙」での公約発表でスーパー・ササダンゴ・マシンは所属しているユニット「#大家帝国」がユニット総選挙で第1位になったらマッスルを開催すると発言して第2位に1000票近い得票差をつけて第1位に輝いた。11月17日、後楽園ホールで「#大家帝国主催興行〜マッスルメイツの2015〜」を開催して坂井に勝利した竹下幸之介に2030年10月6日に開催予定の「マッスルハウス11」出場権利証が入ったキャリーケースが授与されて、そこには「TOKYO DOME」と記されており「マッスルハウス11」は東京ドームで開催する予定であることが明かされた。 2019年2月16日、両国国技館で「マッスルマニア2019 in 両国〜俺達のセカンドキャリア〜」を開催。 まっする2019年11月19日、坂井が記者会見を行って従来のメンバーを総入れ替えしたSTRONG VARIETY&INTERESTING WRESTLING「まっする」(通称:ひらがなまっする)を開催することを発表。 2020年1月27日、新木場1stRINGで旗揚げ戦「まっする1」を開催。3月20日開催の「まっする2」にて、「必殺技男子」(フィニッシュだんし)と「パイプ椅子男子」の抗争を描いた「2.9次元ミュージカル」を行い、以降のまっするの主軸となる。 鶴見亜門を演じる今林久弥のDDT退社に伴い、2022年9月に行われる「まっする7」をもって、「まっする」シリーズを終了。 タイトル
登場人物マッスルのレギュラー参戦選手、関係者マッスルに参戦経験がある選手、関係者男子選手、関係者
女子選手、関係者まっするのレギュラー参戦選手、関係者まっするに参戦経験がある選手、関係者試合中継
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