マグマックス
『マグマックス』(MAGMAX)は、日本物産(ニチブツ)から稼働されたアーケードゲームである。 1986年にはファミコンに移植された。この移植版がニチブツ初のファミコンソフトである。2015年2月17日よりファミコン版がプロジェクトEGGにて、同年4月2日よりアーケード版がPlayStation 4のアーケードアーカイブスにて、それぞれ配信開始。また、2016年9月14日よりファミコン版がWii Uバーチャルコンソールでも配信開始。2020年5月7日にはアーケード版がNintendo Switchのアーケードアーカイブスにて配信開始。現在はハムスターが権利を受け継いでいる[1]。 開発もニチブツが担当し、ディレクターとデザイナーを藤原茂樹が、BGMは山田良一が手がけた。 ゲーム内容ゲームジャンルは横スクロール型シューティングゲーム。遠近法により手前側の地形が広く、奥側の地形が狭くなるというサイドビューとクォータービューの中間のような独特の視点を採用している(ただしキャラクターの大きさは変わらないため、実質、奥側に行くほどキャラクターが大きく、移動速度が速いということになってしまっている)。アーケード版の地上ステージではラスタースクロールにより、滑らかな遠近感が表現されている。 このゲームの最大の特徴は自機が合体によりパワーアップするということである。なお、合体はニチブツのゲームでは頻繁に用いられているシステムであり、『テラクレスタ』(1985年)などが有名である。また、ゲーム中の音楽が非常に奇抜であることも特徴である。 設定ストーリー高度に発達したある異星人は、地球を攻撃して支配下に置き、人類をコンピューターバビロンの下で統制させ、次々と人間を抹殺していった。しかし、人類は密かに可変メカである「マグマックス」を開発していた。残された人類を救出するため、選ばれた1人の勇者が最後の戦いへと飛び立った。 ステージ構成
上記の4ステージによって成り立っている。出現する敵キャラクターなどがステージによって異なる。2ステージと4ステージの最後には龍の頭部を複数模したボスの「怪奇メカ・バビロン」が待ち構えている。 ステージは地上と地下に分かれており、地面に開いた穴などから行き来することができる。地上と地下は完全に平行して存在しており、どの場面でどちらを進んでも良い。地下ステージの場合は少しグラフィックの異なるバビロンが出現する。地上と地下では、自機のグラフィックはそのままだが視点が変わり、地上ではクォータービュー、地下ではサイドビューになっており自機の攻撃方法も変わる。地下モードでは敵の攻撃に当たりやすくなる。 各ステージはデモなどをはさまずシームレスに繋がっている。無限周回のループゲームであり、4ステージのバビロンを倒したあとは再び草原ステージに戻り「2周目」が始まる。 登場キャラクター自機自機の「可変メカ・マグマックス」は最初は小さな戦闘機形態でスタートし、ステージ中に落ちているパーツを拾うことにより合体してロボット形態になりパワーアップする。合体状態では自機が大きくなり、当り判定も大きくなってしまうが、敵や敵の弾に当たってもパーツが破壊されるだけでミスにはならない。
移植版
評価
備考
脚注
外部リンク
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