ブランドン・イングラム
ブランドン・ゼイビア・イングラム (Brandon Xavier Ingram, 1997年9月2日 - )は、アメリカ合衆国・ノースカロライナ州キンストン出身のプロバスケットボール選手。NBAのトロント・ラプターズに所属している。ポジションはスモールフォワード。ミドルネーム"Xavier"は日本語表記ではザビエルだが、英語の発音上はゼイビア。 長い手足を持ち、痩せていることからSlenderman(スレンダーマン)と呼ばれる。その体型から、大学時代にはケビン・デュラントと比較されていた[2]。 経歴生い立ちドナルド・イングラムとジョアン・イングラムの間にノースカロライナ州キンストンで産まれる。また、彼には異母兄のドノバン、異父姉のブリタニーの兄弟がいる。 高校ノースカロライナ州のキンストン高校時代は、マクドナルド・オール・アメリカンに選出されるなど注目された[3]。
大学大学は地元の有力校でもあるデューク大学に進学[4]。1年生ながらスターターとして活躍し、平均17.3得点、6.8リバウンド、2.0アシストを記録、ACCの新人王と2ndチームに選出された[5] イングラムは、1年間プレーしただけで2016年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明した[6]。 ロサンゼルス・レイカーズ2016年のNBAドラフトで全体2位という高い評価を受けてロサンゼルス・レイカーズから指名された[7][8]。このドラフトで指名を受けた2番目に若い選手であった[9]。 2016年8月23、レイカーズとルーキー契約を結んだ[10]。10月26日のシーズン開幕戦でベンチから初出場し9得点を記録した[11]。11月23日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦でキャリアハイとなる16得点を記録した[12]。ルーキーシーズン終了後、NBAオールルーキーチームの2ndチームに選出された[13]。 ニューオーリンズ・ペリカンズ2019年7月6日にアンソニー・デイビスが絡んだトレードでロンゾ・ボール、ジョシュ・ハート、2019年のNBAドラフト全体4位指名権を含む3つの1巡目指名権、金銭と共にレイカーズからニューオーリンズ・ペリカンズにトレードされた。[14]。 新天地で迎えた2019-20シーズンは若手中心のチームでエースに成長し、キャリアで初めて平均20得点超えを記録。オールスターにも初選出され、MIPを受賞するなど飛躍の年となった。オフに制限付きFAとなり、ペリカンズと5年総額1億5800万ドルのマックス契約を結んだ[15]。 トロント・ラプターズ2024-25シーズンの2月にブルース・ブラウン、ケリー・オリニクに加え、2026年のドラフト1巡目指名権、2031年のドラフト2巡目指名権とのトレードでトロント・ラプターズへ移籍[16]、その後にラプターズとの3年総額1億2000万ドルで延長契約を結んだが、故障の影響で移籍後は1試合もプレーすることなくシーズンを終えた[17]。 個人成績
NBAレギュラーシーズン
プレーイン
プレーオフ
カレッジ
脚注
外部リンク
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