フランケンシュタイン (曲)
「フランケンシュタイン」(Frankenstein)は、エドガー・ウィンター・グループが1972年に発表したインストゥルメンタル。翌年シングルカットされ全米チャート1位を記録した。 概要1972年11月発売のアルバム『ゼイ・オンリー・カム・アウト・アット・ナイト』に収録された。 アルバム唯一のインストゥルメンタル曲である「フランケンシュタイン」は元々アルバムに収録される予定はなく、土壇場でB面の最後に収まった曲であった。そのため翌1973年1月10日にシングルカットされた際も「ハンギング・アラウンド」のB面曲であった[1]。しかし、ラジオのディスクジョッキーに対してB面をかけろという電話が殺到したことにより、2月21日、「アンダーカヴァー・マン」をB面にして再発された[2]。 同年5月26日付のビルボード・Hot 100で1位を記録した[3]。またカナダのRPM 100 で1位を、全英シングルチャートで18位を記録し[4]、ゴールドディスクに輝いた。本作品の人気の効果もあり、アルバム『ゼイ・オンリー・カム・アウト・アット・ナイト』もBillboard 200チャートで3位を記録する大ヒットとなった。 チャック・ラフとエドガー・ウィンターのダブル・ドラム・ソロがあるため、本作品はレコードになるまではしばらく「ダブル・ドラム・ソング」と呼ばれていた[5]。また、発売よりさかのぼること2年前、1970年にロイヤル・アルバート・ホール行われた兄のジョニー・ウィンターのコンサートで「フランケンシュタイン」はすでに演奏されている。エドガーも参加したこの音源は現在、ジョニー・ウィンターの『セカンド・ウィンター』のレガシー・エディション盤で聴くことができる。 シングルがヒットした当時グループはいくつかのテレビ番組で本作品を演奏したが、プロデューサーを務めたリック・デリンジャーがロニー・モントローズの代わりにギターを担当した映像が残っている。 演奏者
カヴァー
脚注
関連項目
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